ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ホソハリカメムシ

2011年06月03日 | 沖縄の動物:昆虫-カメムシ・セミ

 名前も見た目も

 同定とは「1、同一であることを見きわめること。2、生物の分類上の所属を決定すること。」(広辞苑)とのこと。たとえば、昆虫などの写真を撮って、それが何という昆虫なのか決定するときに、「2、」の意味で同定という言葉を使う。私は生物の専門家では無いし、このHPも学問的に立派なものにしようという意思も無いので、「同定」という言葉を使っていない。いや、使えないと言った方が正確か。毎度思うことなのだが、似たような虫はいっぱいいて、同定はなかなか難しいのである。

 ホソハリとホソヘリは名前も似ているが、見た目も似ている。ところが、ホシハラビロヘリカメムシという種もホソハリに似ている。さらに、ホソハリには近縁種のコブハリカメムシとヒメハリカメムシがいるらしい。文献に写真が無くて、どのような姿をしているのか分らないが、それらはもっと似ているのであろうか?ホソハリとホソヘリでも戸惑う私なので、たぶん、それらを見ても判別できないであろう。

 今(2014年7月)、私の畑なっぴばるにはチガヤ、メヒシバ、オヒシバなどのイネ科雑草が多く蔓延っている。見つけたのは草の上では無く、小屋の傍。

 
 ホソハリカメムシ(細針亀虫):半翅目の昆虫
 ホソヘリカメムシ科 本州以南、南西諸島、台湾、朝鮮、他に分布 方言名:不詳
 ホソヘリカメムシのように体が細い。で、ホソ。前胸背の側角が針状に尖っているのでハリとついてホソハリカメムシという名前。
 ホソヘリカメムシに似ていて、素人の私には始め、両者の区別ができなかったが、よく見るとホソの細さが大きく違い、頭部の形も違っていた。まだお目にかかっていないが、琉球列島には近縁種のコブハリカメムシ、ヒメハリカメムシがいるという。これらも似ているのだろうか。私に判別できるほどの違いはあるのだろうか。
 体長は10ミリ内外。成虫の出現、沖縄では周年。寄主植物はハイキビ、イヌビエなどのイネ科植物の穂、イヌビユ、ハリビユなどのヒユ科植物の花。水田の稲も食う。

 記:ガジ丸 2006.7.2 →沖縄の動物目次
 訂正追記:2014.8.3

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄昆虫野外観察図鑑』東清二編著、(有)沖縄出版発行
 『沖縄身近な生き物たち』知念盛俊著、沖縄時事出版発行
 『名前といわれ昆虫図鑑』偕成社発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行

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