ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ムーチービーサ

2010年12月26日 | 沖縄01自然風景季節

 先週土曜日の1月7日は、倭国では七草の日で、七草粥を食う日のようであるが、その日は旧暦(太陰暦)でいうと12月8日にあたっていた。旧暦12月8日は、沖縄ではムーチーの日で、カーサムーチーを食う日である。
 ムーチーについては既に、去年の今頃に「沖縄の飲食」で紹介済みである。紹介しておきながら私は、その内容をまったく覚えていなかったので、どんなことを書いたのかと、その記事「ムーチー」を読みかえしてみた。
 馴染みの喫茶店のオバサンたちが、いかにいい加減であるかを改めて認識する。「ムーチーの日はだいたい2月」と彼女らは言っていたが、よく考えると、旧暦は新暦(太陽暦)の約1ヶ月遅れだから、旧暦12月8日は新暦の1月上旬から中旬になるはずだ。で、去年が1月17日、今年は1月7日が旧暦12月8日にあたった。

 ムーチーの日には気候を表す、ウチナーンチュの多くが知っているほどに有名な言葉もある。それは、ムーチービーサと言う。ビーサはヒーサが変化したもので、「寒さ」という意味。全体では「ムーチーの日からは寒さが厳しくなる」といったようなことを表している。ムーチーの日から10日前後で二十四節季の大寒となるから、その季節感はだいたい合っている。沖縄は概ね1月下旬から2月一杯にかけてが最も寒い。まあ、しかし、寒いといっても南の島のこと。倭国に比べれば、その寒さは屁みたいなものだろうが。
  そんな屁みたいな沖縄の寒さの中、ここ4、5年、あるいは5、6年間、着る機会の無かった革ジャンを押入れから出した。冬の寒い日にバイクに乗る時、冬の寒い日にキャンプをする時などに着るための革ジャンなのであるが、冬の寒い日にバイクに乗ったり、キャンプをしたりすることが、ここ4、5年、あるいは5、6年、私は無かった。寒さに立ち向かう元気が無かったのだ。若さが無くなったということなのであろう。屁みたいな寒さにも勝てなくなってしまった私は、北国にはきっと住めない。
 押入れから出された革ジャン、久々に娑婆の空気に触れさせようと思ったのだが、土曜日出かける予定が急にキャンセルになって、そして、翌日から沖縄は暖かくなって、革ジャン、出されたまま部屋の中で、どうしたもんかと壁に飾られたままなのである。
     
 →参考記事(鬼より怖い先公より怖い

 記:ガジ丸 2006.1.13 →沖縄の生活目次

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