ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

死因はネコとセミ

2009年07月10日 | ガジ丸通信-その他・雑感

 7月1日、那覇でサンサナー(クマゼミ)の声を聞いた。倭国のクマゼミはどうか知らないが、沖縄のクマゼミはサン、サン、サンと鳴く、ので、サンサナーという名。沖縄のクマゼミは英語で鳴いているのかもしれない。SUN、SUN、SUN、つまり、太陽、太陽、太陽と。サンサナーは夏本番を告げるセミ。太陽のセミだ。太陽のセミ、一日遅れて翌日、首里でも鳴きだした。アパートの周りでも1、2匹の声が聞こえた。

 大東島の旅から帰って来た日、私は酷く疲れていて、買い物に行く元気も無く、その夜は、旧友のMから土産に貰った大東寿司に、缶詰とビールと酒で晩飯を済ませた。
  飯の後、だるい体に鞭打って、シャワーを浴びる。その前からヒリヒリしていた両腕、南大東島で5時間サイクリングをしたお陰で酷く日焼けした両腕が、温水にあたると叫び声が出そうなほどに痛む。ギャッ、ギャッ、ギャッとか、グッ、グッ、グッとか、声にならない声を出し続けて、何とかその痛さに耐えて、シャワーを終える。
 もう一缶、風呂上りの一杯、ビールを飲む。心は落ち着いたが、両腕のヒリヒリは続いている。一服して、もう一杯、泡盛の薄い水割りを飲む。心はさらに落ち着いたが、両腕のヒリヒリはなおも続き、むしろ、ヒリヒリ度は増しているような感じがした。
 そんなこんなで時間が過ぎて、11時過ぎ、ベッドに入る。両腕が熱を持っている。腕だけで無く、体全体が火照っている。腕が体やベッドに擦られると痛い。などということで、なかなか寝付けなかったのだが、疲れていたので、いつの間にやら寝ていた。
          

  とても疲れていたはず、にも関わらず夜中、寝入ってから1時間も経ったかどうかという時刻、激しいケンカの声で目が覚めた。私の頭上、1m以内の場所でネコがケンカしている。1m以内の場所とはつまりベランダだ。網やら有刺鉄線でネコ進入防止策をとっているベランダに2匹のネコが侵入して、しかも、主の私にまったく遠慮することなくケンカしている。電気をつける。開けっ放しの窓からベランダを見る。1匹のネコが私の目の前50センチのところにいて、私と目が合った。隣のネコだった。
 「クンヌヤロー!」と、私の目は怒りに燃えていたに違いない。ネコはすぐに逃げた。立ち上がるのは億劫であったが、逃げた場所を確認する。隣のネコは、隣の家の網戸の網を破って自由世界に飛び出た奴、網の破り方は心得ているようである。私のベランダの網も大きく破られていた。「アノヤロー!」と、さらに怒りが増す。
          
          

  翌朝、夜中起こされたので当然とても眠いのだが、6時過ぎに目が覚めた。セミの混声大合唱に起こされた。旅に出る前は数匹だったサンサナーが数十匹となって、私の部屋の周りの木々で鳴いている。この季節はナービカチカチー(鍋を引っ掻いたような音という意味、アブラゼミのこと)もまだ元気、で、サンサナーとの混声合唱。非常に煩い。
 セミはどうしようもないが、ネコの方は何とかせねばと、翌日、破れた網の箇所に金網を張った。しかし、その夜、そことは反対側のベランダでネコがケンカした。
 精神が大雑把にできていて、日常あまりストレスを感じない私だが、そんな私がストレスが原因の病気になって、あの世に行くことになったとしたら、その死因はネコとセミによるストレスということになるかもしれない。

 記:2009.7.10 島乃ガジ丸

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