ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

パパイア

2011年03月31日 | 沖縄の飲食:食べ物(料理)

  パパヤあれこれ

 人は食わなきゃ生きていけない。世の中が大不況に陥るかもという中、いつリストラされてもおかしくない私は、食っていけるかという不安は常にある。ということで、路頭に放り出された場合のことを考え、私は野原の食えるものを調べている。
 野原の食えるものだけで無く、「野原にこういうものがあると助かるなぁ」というものも調べている。先ずはカンショ(甘藷)、茎を土に差しておけば、そのうち芋ができる。ダイジョ(大藷)も同じ。カンショは栄養価が高く、それだけで、ご飯と野菜の代わりになる。ダイジョは生でも食えるところが重宝する。
 その次に考えたのがパパイア。パパイアはご飯 の代わりにはならないが、野菜として食え、熟すれば、果物として食える。それに、台風の強風には弱いが、それさえ気をつければ育てやすい。着果数も多く、収穫期間も長い。

 パパイアの難点は、料理法が限られていることであった。私はパパイアタシヤー(イリチーとも)しか知らなかった。しかし、それは私の無知であった。脱サラ農夫の友人Tからパパイアをたくさん貰ったので、プロの料理人にパパイアの食い方を尋ねた。
 先ず、生でサラダに良し、漬物でも良し、煮物に して良し、そして、天麩羅にしたも美味いとのこと。さっそく、それらを試してみる。
 私の料理の腕が未熟ということもあるが、生、漬物、煮物は、特に美味しいというほどのものではなかった。まあ、不味くは無いので、食い物としては合格。天麩羅は、乾燥桜海老と一緒にかき揚げにしたら美味かった。天麩羅という料理が面倒であり、コンロ周りも汚れるのでしょっちゅうはできないが、食べ物として大合格。

 じつは、植物としてのパパイアは既にこのHPで紹介しており、それは4年近く前の、2005年2月 のことだが、その中で私は、「試したことは無いが、天ぷらにしても美味しいような気がする。」と書いてある。私の食の感性は正しかったようである。
 同じ記事の中、パパイアの説明文の中で、「農作物としては産業になりにくいようだ。スーパーにも加工(チャンプルー用として切られた)されたものは時々見るが、パパヤそのものはあまり見ない。」とも書いてある。しかし、4年経った今、Tの店にパパイアはあり、近所のスーパーの、地産地消のコーナーにもたいていある。病害虫に強い品種が開発されたか、栽培方法が確立されたか、パパイアを食べる消費者が増えたか、どういう理由なのかしらないが、パパイアの生産も消費も増えているようである。
 いろんな料理法があると広く知られるようになれば、消費はさらに増えるであろう。庭の片隅にパパイアを植えておけば、放っておいても果実を多く実らせてくれる。野菜の少ない時期に重宝するであろう。誰の土地でもない野原にパパイアがあれば、食べ物が無くて困っている人を救ってくれるだろう。パパイアの未来は明るい。
 
 
 
 
 パパイア(蕃瓜樹):果物・野菜
 パパヤ科の草本性常緑高木。原産分布は熱帯アメリカ。方言名:パパヤ
 →植物としてのパパイア

 記:ガジ丸 2009.1.31 →沖縄の飲食目次

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