ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

天候不順で分布も不順

2014年07月11日 | ガジ丸通信-環境・自然

 今週火曜日に沖縄地方を襲った暴れん坊台風8号については、別項の『農夫の涙』で詳しく(といっても私のことだからテーゲーに)書いたが、「7月としては過去最高の猛烈台風」とか来る前からラジオのニュースでやっていて、私も前日、それなりに台風対策を行った。その対策の効果があったかどうかについては『農夫の涙』に書いた。
  7日午後4時、メールが届いた。宜野湾市からの防災情報だ。夜9時前には西原町からもあった。10時過ぎには浦添市から「これまでに経験したことのないような高波に最大級の警戒をするよう」といった内容の、その少し後に宜野湾市から似たような内容、明けて8日の夜中3時前、浦添市から「暴風特別警報が発表された・・・記録的な暴風となるおそれがある・・・最大級の警戒を・・・」といった内容の、3時半には宜野湾市から同様のメールがあった。記録的な暴風だと畑はどうなる?不安一杯となる。

  8日、台風が通り過ぎた後、台風一過(台風が過ぎ去った後にはとかく上天気が来るということ:広辞苑)とはならず、雷を伴った大雨、宜野湾市や浦添市、西原町から「避難勧告」メールが次々と来た。ラジオのニュースでは「沖縄本島地方に大雨の特別警報が出された。これまでに経験したことの無い大雨の恐れがある」と言っていた。特別警報とは聞き慣れない言葉だが、何十年かに1回あるかないかという気象現象があり、甚大な被害をもたらす恐れがあり、最大級の警戒が必要な時に出される警報のようである。
 「過去に例が無い」気象は、一昨年の過去最大級の連続台風でも感じ、去年夏の干ばつでも感じた。「過去に例が無い」はこれからもあれこれあるかもしれない。

  話変わって、今年(2014年)の春以降、私の畑なっぴばるでたくさんの虫に出合っている。その虫の中には私が知っていて、名前を思い出せるものが約2割、既にガジ丸HPで紹介済みなのに名前を思い出せないものが約2割、紹介済みなのにそれさえも忘れていて、「沖縄の動物目次」を見て「なんだ、紹介済みじゃないか」となったのが約2割、そして、残りの4割は「お初にお目にかかります」となったもの。
 梅雨の間、雨の日には図書館に通ったりして、「お初にお目にかかります」となった虫が何者であるか判明させる作業を行い、その約半分は判明したが、半分は不明。カメムシの類、甲虫の類、ガの類、バッタの類、蝿蜂虻の類、ざっと数えて50種はある。
 沖縄の昆虫を紹介している図鑑に載っておらず、日本の昆虫を紹介している図鑑を見ても似たようなのがいない。成虫子虫で形の違うもの、雄雌で違うもの、個体変異があるものなどが昆虫には多くいるので、それで探せないのかもしれない。であるが、
  蝿の類と思われるものに体長20ミリほどのものを見つけた、蜂の類と思われるものにも体長20ミリ前後のもの、20ミリを超える大きなものを見つけている。こんだけ大きければ十分目立つはず、目立てば気付くはず、気付けば図鑑に載せるはず。だけど、載っていない。私が参考にしている図鑑はどれも20年ほど前に発刊されたもの。その頃にはいなかった昆虫なのかもしれない。沖縄には新顔なのかもしれない。
 判明した昆虫の中でも、沖縄島には分布しないコヨツボシアトキリゴミムシやミイデラゴミムシを私は畑で見つけた。「過去に例が無い」は気象だけでなく昆虫界でも起こっているかもしれない。天候不順で分布も不順になっているのかもしれない。
          
          
          
          

 記:2014.7.11 島乃ガジ丸

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