ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ダイトウクダマキモドキ

2011年06月25日 | 沖縄の動物:昆虫-直翅目(バッタ他)

 くだを巻かない

 酒好きの私だが、ぐでんぐでんに酔うなんてことは滅多に無い。深酒して千鳥足になることはまれにあるが、それでも、ちゃんと家に着いて、歯を磨いて、顔を洗って、ベッドサイドに飲み水を準備して、ズボンと上着を脱いで、部屋の電気を全部消して、「あー、飲み過ぎたぜ。」と、多少ウーウー唸りながらも静かに寝ている。
 酒好きの私だが、酔って暴れたり、喚いたり、泣いたり、怒ったりしたことはかつて一度も無い。そういったのとは逆に、異常にテンションが上がって、おしゃべりになったことは数回ある。何だかとても陽気な気分になり、人が好きになる。陽気の具合の度が過ぎて、馴れ馴れしくなって、女性を不愉快な気分にさせたことも2、3度ある。
 「くだを巻く」とは、「酒に酔ってとりとめのない事をくどくどと言う。」(広辞苑)とのことだが、そういったことも私は経験が無い。私に経験は無いが、そういうことをする人は周りにいる。そんな時は、「えーいっ、煩い!酒が不味くなるわ!」と思う。
  「くだを巻く」の語源が「糸車のくだ゛を巻く音がぶうぶうと音を立てることに結びつけて」と広辞苑にあった。その音を私は聞いたことないが、たぶん、煩いのだろう。

 ダイトウクダマキモドキ、南城市の田舎の原っぱで見つけたが、その後、割と都会である首里の職場の庭でも見つけた。その類の虫としては、個体数は少なくないようだ。
 クダマキは「クツワムシの異称」(広辞苑)とあって、「鳴く声が糸車を繰る音に似ているから」(同)とのこと。本種はクダマキと名に付いているが、煩く鳴くわけでは無いらしい。もちろん、酒に酔って、なんてことも無い。見た目が似ているようだ。

 
 ダイトウクダマキモドキ(大東管巻擬き):直翅目の昆虫
 キリギリス科 八丈島、琉球列島、台湾などに分布 方言名:不詳
 クダマキが広辞苑にあった。「鳴く声が糸車を繰る音に似ているからいう」で、「クツワムシの異称」とのこと。ということで本種はダイトウクツワムシモドキという意味のようである。確かに、クツワムシと見た目は似ている。ダイトウについては不明。大東島で最初に発見されたということかもしれない。
 「鳴く声が糸車を繰る音に似ている」と言われても、それがどんな音なのか私は知らない。糸車さえ、その映像がしかとは脳裏に浮かばない。タイワンクツワムシは「錆びた歯車の回る音」と私の耳は捉えている。ギーギーと鳴く。本種は「雄は昼夜を問わず、頭上でピチッ、ピチッと鳴く」(沖縄昆虫野外活用図鑑)とのこと。
 割と目にするキリギリスの仲間で、昼間、道端の草むらで見つけ、同じく昼間、職場の庭にフラッとやってきたのを見た。本来は樹上性で、よく飛ぶとのこと。
 体長について、『沖縄昆虫野外活用図鑑』に45ミリ内外(翅端まで)とあり、『琉球列島の鳴く虫』には、体長21~24ミリ、頭頂から翅端まで41~45ミリとあった。体色は緑色が普通で、稀に淡褐色も見られるらしい。成虫の出現は6~12月。
 
 雌
 
 子供

 記:ガジ丸 2009.10.13 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄昆虫野外観察図鑑』東清二編著、(有)沖縄出版発行
 『沖縄身近な生き物たち』知念盛俊著、沖縄時事出版発行
 『名前といわれ昆虫図鑑』偕成社発行

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