ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

青春の荷物

2010年06月18日 | ガジ丸通信-社会・生活

 寝室にしている部屋の床下に白アリの巣があって、大きな被害を被ってしまった。寝室の床板は白アリに食われてあちらこちらに大きな穴が開いている。そこへ新聞紙を敷き詰め、その上から茣蓙を敷いて、とりあえず部屋を使えるようにした。
 そうやって、とりあえず生活はできるようにしたが、白アリの発生した部屋からいつでも引っ越せるようにと、部屋の掃除、整理整頓をやっている。いつでもどこへでも行けるように、2tトラック1台分に我が身と我が荷物をまとめることにした。
 ところが、「2tトラック1台分に我が身と我が荷物をまとめること」はなかなか難しい。今朝までに燃えるゴミは大袋11袋、燃えないゴミは大袋3つ捨て、他に、大袋にすると7袋分くらいの「私には要らないが誰かには必要」と思われるものを友人たちに譲っている。中年チョンガーのくせに私には荷物が多いようだ。

 「何故オジサン一人暮らしのくせに荷物が多いんだ?」と自問する。しばらく考えて、「多趣味だから」と自答する。部屋にはギターが2台あり、三線があり、バンジョーがあり、ウクレレがあり、クラリネットがあり、さまざまなジャンルのレコード、カセットテープ、CDがあり、いろんな絵具があり、習字道具があり、キャンプ道具があり、木工道具があり、パソコンがあり、多趣味を証明するたくさんの書籍がある。
 それら青春の香りのする物のほぼ半分を捨てたり、使えそうな物は友人たちに譲ったりした。それでもまだ、2tトラック1台分にはなっていない。部屋の掃除、整理整頓を始めてから一ヶ月(掃除、整理整頓には日数にしてその三分の二ほどを費やしている)が過ぎたが、日数にすると、あと5、6日はかかりそうな気配だ。
          

 部屋の整理をしていると、実印などを保管している秘密の箱から3通のラブレターが見つかった。どれも私が書いたもの。2通は下書きで、同じ女性に宛てたもの。下書きしか残っていないので、清書したものを渡している。1通は別の女性に宛てたもので、ついに渡せなかったもの。渡せなかった1通は、あれこれ相手を褒め「付き合ってください」といった内容。読み返しても「俺って真面目だなぁ」という感想となる。
 ところが、渡した2通は、最初の数行を読んだだけで、顔から火が出そうなほど恥ずかしい内容。「いやいや、そこまで惚れていたんだ、青春だったという証しだ。」と、自己弁護するが、それ以上読む気にはとてもなれなかった。3通ともゴミに出す。

  高校二年生の頃から付け初め、断続的に続いている日記帳が20冊ほどあり、これも読み返すと恥ずかしい内容が多いと思われるが、爺さんになった時の楽しみのために残しておくことにした。手紙やハガキも多く残っている。これも老後の楽しみにする。
 LPレコードが60枚ほどあり、音楽のダビングされたカセットテープがその倍くらいある。どれも青春の頃聴いていた音楽。捨てるには忍びないが、レコードもテープもおそらくカビが生えているだろうし、もう10年も20年も聴いていないので、この先聴く可能性は少ないと判断し、テープの数本(想い出が深い)を残し、全て処分。
 本も多く(白アリに食われた約80冊は当然ながら)を処分した。それでもまだ、手元には300冊ばかりある。それをどうしようか思案中。青春は荷物となっている。
          

 記:2010.6.18 島乃ガジ丸

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