ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

涙少々

2006年11月17日 | ガジ丸通信-音楽・映画

 先週土曜日(11日)、近くのドコモショップで9月分の代金を支払い、携帯電話を使えるようにして、その後、映画を観に行った。私の好きな桜坂劇場では無く、那覇新都心にある大きなシネコンへ。そこでしかやっていなかったので、致し方なく。
 その数日前、職場の若い同僚Y君と10時休みにちょこっと話をした。
 「観た?」と訊くと、
 「観ました。」と答える。
 「泣いた?」と訊くと、
 「泣きました。」と答える。で、観に行こうと私も決心したのであった。最近ほとんど泣いたことがないもんだから、目に潤いが欲しくなっていたのであった。

 若い俳優、歌手などをあまり知らない私だが、長澤まさみはよく知っている。「ケーキが好きじゃない」ということをテレビのインタビューかなんかで聞いた覚えがある。「おーっ、若い女にもケーキ嫌いがいるのであるか。オジサンの仲間ではないか。しかも、とびっきりのべっぴんではないか。」と私は感動し、それで覚えてしまった。その前にも、確か一昨年だったと思うが、映画『深呼吸の必要』で、彼女は心に傷のある(自閉症だったか)少女を好演していた。名前は覚えなかったが、その存在は記憶に残っていた。

 その日観た映画は『涙そうそう』。沖縄が舞台ということも、私が観に行きたいと思った理由の一つ。画面には私の知っている景色が多く映った。それが逆に、私の鑑賞の邪魔をした。那覇の街からコザ(現沖縄市)の街まで瞬間移動しやがった。那覇の高校に通う長澤まさみが、遠い恩納村のホテルでバイトしていた。「どーなってるんだ!」と始め思ったが、「あっ、そうか、映画だったんだ。」と気付く。だが、そういったことで現実に引き戻されたりして、なかなか映画にのめり込むことができなかった。
   涙をボロボロ(ウチナーグチではソウソウ)流すつもりであったのだが、涙は少々も出なかった。「あっ、ここで泣かそうとしているな。」という作り手の意図も見え過ぎて、少し冷めてしまったせいもある。でも、ウルウルはした。沖縄訛りの使い方がすごく上手で、それには感心した。長澤まさみも可愛いし、まあ、観て損では無い映画。

 終わり頃、長澤まさみとオバーが話をするシーンがあるが、その時オバーの口から、
 「ニーニーはあんたのことが大好きだったからね、オバーはね、ホントはね、あんたたち二人が結婚したらいいさあ、と思ってたよー。」なんていうセリフがあれば、ニーニーに恋心を抱いていた妹は、
 「なんで離れたんだろう。なんでずっと一緒にいなかったんだろう。ずっと一緒にいれば、ニーニーは死なずに済んだのに。」などと、後悔がさらに深まって、愛する者を失った悲しみはさらに強くなって、涙はもっと多く流れたに違いない。
          

 記:2006.11.17 ガジ丸

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