ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

赤ちゃんの誕生祝い

2010年12月31日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 友人の娘M子に子供が生まれた。美少女もついにお母さんとなったわけである。生まれて、美少女になって、お母さんになるまでの、その成長を私は折々に見ている。何と言うか、まったく、私の皺や白髪が増えるわけである。屁かと思ったら糞が出たり、小便の切れが悪くなって、パンツに恥ずかしい黄色いシミができたりするわけである。
 先週木曜日(4日)、赤ちゃんの誕生祝がM子の親であり、私の友人であるH家で行われ、私も呼ばれた。H夫妻、M子、M子の夫のN、弟のK、そして、その日の主人公の赤ちゃんYを加えて6人の家族に対し、客は私と、H夫妻の友人T子とその娘の3人だけ。T子とは私も顔見知りだが、同級生では無い。H夫妻の息子Kがサッカーをやっていて、その父兄会のメンバーの一人。彼女の娘とは初対面だった。色の黒い女子高生であるが、ガングロというのでは無い。女子サッカー部に所属して、陽に焼けているとのこと。

  H家の庭で、バーベキューをやる。バーベキューコンロでは無く、七輪を使った。七輪ではいっぺんに焼ける量が少ないのであるが、食べる人数も少ないので、それでちょうどいいくらいであった。肉を食い、サンマを食い、エリンギなどを食い、泡盛を飲んだ。夕方7時前から初めて、10時過ぎには終わった。赤ちゃんのために集まったというよりも、我々もついに爺さん婆さんの年代になったのかという感慨にふける夜であった。
 主人公の赤ちゃんは、おっぱいの時間が1回あったが、あとはずっと眠り続けていた。あまり泣かないし、いかにも丈夫そうな子。H夫妻は2人とも筋肉質で、格闘系のスポーツマン、及びウーマンであった。その娘のM子もまた筋肉質である。彼女の背はそう高くは無いが、夫のNが、バレーボールで国体選手にも選ばれたほどのスポーツマンで、背も高い。M子は美人で、Nはハンサム。その娘は間違いなく美人になるであろう。「美人で背の高いスポーツ選手になる。プロゴルファーになれば実力のある人気者。」などと、ジジバカになったHは、その夜、ずっとそんな話をしていた。

  沖縄では、赤ちゃんが生まれて一週間後に満産(まんさん)祝いというのをやる。満産祝いは一ヶ月後だったと覚えていた私であったが、『沖縄大百科事典』によると、満産祝いとは「産みの忌明けの儀礼」とのことで、それまでの6日間は「不浄とされ、一般客は産家への訪問を遠慮した」とある。H家での誕生祝の日は、生まれてから2週間はたっぷり過ぎていたので、儀礼には反さなかったということになる。
 また、ククヌカンという行事もある。これは、「生後9ヶ月目の9日に行われる子供の食い初めの儀礼、餅を食べる」とある。が、私はそういうのに参加した記憶は無い。文献には無かったが、100日祝いというのに参加した覚えはある。生まれて100日目を祝うのであるが、文献に無いので、その意味するところは不明。
 さらに、タンカーという行事もある。これは、「生後1年目の誕生祝、親が子供の将来を占う儀礼、仏壇の前に、赤飯、そろばん、硯、筆、本、はさみ、銭などを置き、子供が何を取るかで、将来を占った。」とのこと。タンカーという言葉は知らなかったが、行事そのものはよく耳にするし、私も参加したことがある。
     
     

 記:ガジ丸 2006.5.12 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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