ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

主(ぬし)は誰でも

2016年02月12日 | ガジ丸通信-科学・空想

 先週の通信『相互理解という平和』の続き、記事を書き終えて後、「ん?そうなるということは、こういうことになるのか?」と考えての、妄想の続き。
 『相互理解という平和』の中で言いたかったことは、その頁の最後に書いた「相互に信頼が無ければ平和は築けない」であるが、それはその通りだと信じている。それは、逆に言えば、相互に不信感があるから戦争が起きるとも言える。「そうだよな、それが今の世界なんだよな、テロリストを信頼しろって言っても難しいよな」と思う。
 「俺に優しくしないと暴れるぞ!」と駄々こねる子供みたいに核実験したりミサイル飛ばしたりする国や、「国の力は武力だ!」と昔の帝国主義みたいに領土を広げようとする国などが21世紀の今も存在している。それらの国と信頼し合うのは難しそうだ。そういった国は日本の隣にもある。近所付き合いでさえ将来の平和は確約されていないのだ。
          

 さて、妄想は、真迦哉と、宇宙人の思慮深い小隊長との和平交渉からの続き。
 「我々の支配者の1人に私が信頼している人がいる。会ってみないか?」という小隊長の申し出を真迦哉は受けた。権力を持つ者から村人の安全の確約を得たかった。
 小隊長の用意した乗り物は小型のもので、陸を走り空を飛ぶ。運転手はいない。行き先をインプットすれば勝手に最適な行程を選び、適当な早さで目的地へ運ぶ。車内での真迦哉と小隊長との会話や、2人の間に友情が芽生えるといった話は省略して、宇宙人の大きな基地の1つに着いて、宇宙人の幹部の一人である将軍に会ってからの話。

 一通りの挨拶が済んだあと、問答は真迦哉から切り出した。
 「結局、今の支配者を追い出して自分たちが新しい支配者になって、平民を従え、彼らを働かせ、利益を得るってだけのことじゃないですか?」
 「貴方の支配者に対する認識には偏見がある。支配者がいるから秩序が保たれ、平民も暮らしていけるということを考慮していない。支配者の存在は必要なのだ。」
 「支配者の必要は、それを支配者では無く代表者と言うのであれば理解している。だから地球でも、少なくとも民主主義国家では平民が自ら自らの代表者を選ぶ仕組みになっている。彼らは権力者ではあるが、あくまでも平民の代表者だ。しかし、平民が選ぶ範囲外に富を貪る影の支配者が存在しているのではないかと私は疑っている。」
 「それはその通り。代表者ではない支配者は、表には現れなくても常に存在している。しかし、支配者が誰でも、平民にとって大事なことは安心して働けるということだ。今の支配者たちはその能力に劣っている。だから、我々が代わるということだ。」
 「確かに、安心して生活できるということが大事だ。であれば、主(ぬし)は誰でもいいかもしれない。しかし、宇宙人が支配者になることには違和感がある。」
 「貴方はこれまでの地球の支配者、また、今の地球の支配者たちが地球人だと思っているようだが・・・」と、将軍が言いかけたところでこの日の妄想はお終い。

 「そうか、主は誰でもいいのか」と自分の妄想に納得しつつ、「アメリカの支配下にあっても、日本の支配下にあっても、住民が住民による住民のための政治ができ、住民が安心して生きていけるのであれば沖縄は文句を言わないはず」とまで思ってしまった。
          

 記:2016.2.12 島乃ガジ丸

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