ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ミステリー消えた遺産

2010年07月16日 | ガジ丸通信-社会・生活

 私の住むアパートに白蟻が入って、その対処、一時避難のための実家への引っ越し、実家の掃除、整理整頓に追われ、父の預貯金の相続や保険、その他諸々の手続きを始めたのは父の四十九日から10日過ぎた先週土曜日になってから。いやいや、相続手続き、名義変更手続きは煩雑である。銀行、郵貯、簡易保険、生命保険等々、書類記入の説明書を読むだけで頭痛がしてくる。相続人三人の署名捺印の他、印鑑証明とか、戸籍謄本とか原戸籍とか揃えるものがたくさんある。脳味噌から煙が出てきそうであった。
 書類記入はまた、ミスができない。ミスすると、新たに作ってアメリカの姉に送り、千葉の弟に送らなければならない。さらに手間がかかる。ということで、郵便局の書類は郵便局へ行き、担当の人に聞きながら書類記入をし、保険会社もNTTも同様に行った。そうしてやっと、簡保とNTTの書類はできた。が、保険会社の場合は書類に不備があり、千葉の弟へ書類を送らなければならないことになった。面倒なこった。

 私の父は借金を残した。家のローンだ。母が亡くなった後、「あんたの生命保険の掛け金が父さんの口座から引かれている、父さんは借金が残ってるの、父さんにはお金を使わせたくないの、あんたのものはあんたが払いなさい!」と姉に怒鳴られ、それで、家のローンがまだ相当額(350万円以上)残っているということを知った。
 姉には父の財産の管理を任せた。父の財産を守るという意味で姉の言い分は正しい。人に怒鳴られるのは20年ぶりかそれ以上ぶりであったが、姉は父の財産を正しく管理しようとしていると私は思い、四十九日が終わるまで待って貰い、従った。
 で、今回、相続手続き等で、父の財産を改めて確認する。父は生命保険に入っていなかったので、保険金は無い。よって、父の現金の財産は預貯金の残高となる。それら全てを足しても230万円ほどしかない。借金の額(260万程に減っていたが)には少々足りない。ここで不思議に思った。昨年の早い時期のこと、父に呼ばれ、「これが僕の今の財産だ」と言って、銀行預金、郵便貯金のすべての通帳を見せられ、「いくらあるか確かめてくれ」と頼まれた。ざっと計算すると330万円ほどあった。
 父は月に22万円程の収入がある。ローンは月に4万弱だ、食費、光熱費、通信費等を加えても、月に12万円もあれば暮らせる。毎月10万円は溜まる。通帳を調べると、父一人で生活している月は実際にそれだけずつ預貯金が増えている。その分も加えると1年ちょっとで約200万円も減っている。「どういうこと?」と疑問に思ったのだ。

  相続の書類作成で頭を使っているついでだと思い、「どういうこと?」という疑問を解明することにした。父の預貯金の通帳を調べる。2008年のから調べる。調べて行くと不思議がいっぱいあって、なんだかミステリーを読んでいるみたいに面白い。
 父は預貯金の出し入れができなかったので、この間の引落しはキャッシュカードを持っている姉の手による。計算すると、姉は2008年1月から2010年5月までの29ヶ月間(姉が沖縄にいたのはそのうちの22ヶ月)で、預貯金合わせて620万円も引き落としていた。姉が沖縄にいる間の父と二人の生活費を10万円と見積もって220万円、家のリフォーム等に100万円かかったとしても300万円が消えている。「父さんにはお金を使わせたくない!」と私を怒鳴った姉は、いったい何に使ったのだろう?
          

 記:2010.7.16 島乃ガジ丸

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