ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

南下するカラス

2011年01月06日 | 沖縄01自然風景季節

 4月中頃の明け方、ネコの唸り声に目が覚めた。時計を見ると、まだ6時前であった。二匹の声がする。代わる代わる唸っている。どうやらケンカしているみたいである。声がごく近いので、あんまり煩くて目が覚めたのであった。
 ベランダにいたネコを追い出すために、まだ寝たり無いのではあったが、起きてしまった。夜中、小便で起きることはあるが、朝の6自前に起床なんて久々のこと。

  『沖縄の動物』の中で既にカラスを紹介しているが、そこで、「沖縄島では嘉手納以南にカラスはいない」と書いた。しかしその後すぐに、友人のTから「末吉公園でカラスの鳴き声を聞いているし、うちの近所の識名霊園でも聞いている。」と話があった。
 去年の夏、現場仕事で南城市に行った際、その昼休みにカラスの鳴き声を聞いた。一緒にいた年配の人が「はぐれカラスだ。」と言い、「南部にカラスは少ないが、時々はぐれもんがいるみたいだ。」と続ける。それから3、4ヶ月後、同じく南城市の別の場所で、ついにカラスの姿も発見した。はぐれもんは増え続けているみたいであった。
 今年4月の中旬、家から近いバス停でバスを待っている時に、近所では初となるカラスを見た。そして、ベランダでネコ共が唸りあっていた日、

 久々に早起きして、のんびりした時間を過ごしていた。のんびり朝飯を作り、のんびりテレビを観ながらのんびり食べていたその時、アー、アーという鳴き声を聞いた。素早く窓の外を見る。アパートの上空を西の方面へ飛んでいく1羽のカラスがいた。
 カラスはついに、私の住まいの傍までやってきたようだ。カラスもチャレンジャーなのである。知らない街へ行きたがるようである。那覇の街もやがて東京みたいに、カラスに悩まされることになるであろうと予感された。

 窓からカラスを見た時には、写真を撮る暇も無く、音を録る暇も無かった。先週、首里にドバトがいるかどうかを確認するために末吉公園を散歩した。その時、ヒヨドリのけたたましい鳴き声を録音していたら、カラスの声が入った。その姿も少し見えた。カラスはここでも1羽だけであった。旅烏はどうやら、独りが好きみたいである。
     

 記:ガジ丸 2008.4.29 →沖縄の生活目次 →カラスの鳴き声「Bengadake1karasu.MP3」をダウンロード

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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