ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

温暖化は着実に

2006年07月07日 | ガジ丸通信-環境・自然

 昨日の那覇の最高気温は35度。これは沖縄気象台の観測史上3位の高さとのこと。つまり、沖縄では過去に35度を超えたのは2度しかなかったということ。関東地方では37度とか38度にまでなったりするようだが、南とはいっても、沖縄は小さな島なので熱が大地にこもる量が比較的少ない。そのせいで40度近い気温にはならない。平年だと34度を超えるのも稀で、無い年の方が多い。33度を超えるのも数えるほど。
 太陽が大地を熱くする。風がその熱を、ある時は太平洋から東シナ海へ、ある時は東シナ海から太平洋へ流してくれる。だから、小さな島では大地に熱がこもりにくいのだと私は考えているが、そんな島が気温35度になるということは、それはもう単純に、太陽がそれだけの熱で持って、沖縄の大地に照り付けたということである。昨日の35度、1年を通しては歴代3位だが、7月としては初の35度で、1位とのこと。
  今年は梅雨明けからすぐに真夏となって、寝苦しい夜がずっと続いていたのであるが、今週の日曜日から火曜日までの三日間だけは風が吹いた。梅雨明けからしばらくの間吹いてくれる風である。今年は忘れられていた風である。夜の気温は30度ほどあったが、風のお陰でその三日間は快適睡眠であった。しばらくそれが続くのかと期待したが、水曜日の夜には再び無風状態に戻った。風が無いと睡眠は厳しい。強烈な太陽の熱を帯びたコンクリートは激しく熱せられていて、その輻射熱はきつい。西日もたっぷり浴びた私の部屋は夜11時になっても35度の気温である。息をしても汗をかく。
 沖縄気象台のデータに、月を上旬、中旬、下旬に分けて、それぞれの平均気温、最高気温などを載せた表がある。それによると、2002年からの6月下旬の平均気温は、02年28.3度、03年28.1度、04年28.3度、05年27.9度、06年29.3度などとなっている。私の体が感じたことは正しいようで、今年の6月下旬の平均気温は、あの記録的な猛暑であった2004年のそれより1度も高い。
 最高気温もまた高い。04年の6月下旬は30度台が3日、31度台が6日、32度台が1日であったが、今年は31度台が4日、32度台が6日となっている。7月に入るとさらに暑くなって、33.2、33.0、32.5、32.5、33.3と最高気温は続く。これは猛暑だった04年を平均して2度近く上回る。暑いわけなのである。

 そんな暑い中、北朝鮮のミサイル問題があり、王貞治監督の入院があり、タバコの値上げがあり、新幹線、特急の全面禁煙のニュースがあった。「援助は軍へ行き、制裁は民へ行く、なんてことだけは避けてね」と思い、「王さん元気になってね」と思い、「俺は止めねぇぞ」と思ったりしたが、なにしろ「暑い!」のである。セミも煩いのである。
 昨夜、35度の空気を吸いながらビールを飲んだ。ビールは即座に汗となって、体中の汗腺からどっと吹き出る。それでも、これからが夏本番なのである。例年7月中旬から気温はぐっと上がる。今年は猛暑であった04年を超えそうな厳しい夏となりそうだ。二歩下がりつつ三歩進むみたいな調子で、少しずつ、だけど着実に気温は上がっていくのであろう。地球温暖化は止まらないというわけだ。タバコを吸う吸わないよりも遥かに重大な問題が、人類の目の前にあると思いつつ、暑さに頭がボーっとするガジ丸であった。
          

 記:2006.7.7 ガジ丸

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