ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

記録的な天変地異

2015年07月24日 | ガジ丸通信-環境・自然

 生まれも育ちも沖縄の私は、もう50年以上も沖縄に住んでいるが、若い頃の5年間、大学生活で東京暮らしを経験した。初めての倭国生活であった、電車に戸惑い、都会のイカした女子たちに戸惑い、洒落た会話に戸惑い、食べ物に戸惑った。電車も都会の女子も洒落た会話も沖縄に無いもので、食べ物は沖縄にあるものが無かったことによる。
 以上のことは、住む前からまぁまぁ想像できたことなので、電車にも食べ物にもすぐに慣れた。でも、都会のイカした女子たちや、彼女彼らがおしゃべりする時の洒落た会話にはなかなか慣れなかった。そのせいか?私は5年間、恋人がいなかった。
          

 恋人がいたかどうかの話では無かった。地震の話。沖縄にも地震はあるが、東京暮らしを始める前の約20年間、沖縄で地震を経験した記憶が無い。少なくとも、部屋の電灯が揺れるほどの地震は無かったと思う。ところが東京は、地震がしばしばあった。部屋の電灯が揺れるほどの地震だけで無く、それ以上の、建物がグラグラするのを感じた地震も何度か経験した。友人達に訊くと、「たまにあること」とのことであった。
 その時「日本は地震の国であるか」と認識したが、後日、「活火山が多くあって、火山性地震の場合もある」と聞いて、「日本は火山の国でもあるか」とも認識した。そして、「沖縄に火山は無い、だから沖縄に地震は少ないのか」と勝手に想像した。
 最近、地震のニュースをよく聞く。また、あちらこちらで火山活動が活発化し、実際に噴火したというニュースも聞いている。「よく聞く」と書いたが、地震の少ない沖縄にいるからそう感じるのであって、倭国にとっては「例年よりちょっと多い位」なのかもしれない。火山の噴火についても「たまにあること、普通だよ」なのかもしれない。

 先日の台風9号は大きな被害だけでなく大雨ももたらした。水不足を心配していた農夫は、台風に大きな被害を受けながらも「雨は助かる」と思い、「水はこれで十分」とも思っていたのだが、9号が去って10日後、沖縄島は豪雨に見舞われた。
 20日の夜、大雨となった。激しい雨が西風と共に吹き付けた。私の部屋のベランダは西側にあり、西側にはベランダへ出る掃き出しの窓がある。だけど、ベランダには2メートル程の長い庇があり、西日を遮る簾を掛けてあり、同じく西日を遮るシートも掛けてある。なので、ほとんどの雨は窓の内側まで届かない。しかしその夜の雨は凄かった。ラジオの音が聞こえなくなる程の雨音と共に、部屋の中に雨が吹き込んだ。翌日のラジオのニュースでは「昨夜は記録的な豪雨」とのことで、被害も多くあったようだ。

 「記録的な」といえば、去年は史上最強と呼ばれる台風が2個あった。89歳の大先輩農夫Nさんが「こんな日照り初めてだよ」という干ばつもあった。
 「記録的な」といえば、夏の暑さもある。夏の気温の高さは年々記録更新しているのではないだろうか。沖縄も、以前は「33度って!」と数年に一度ビックリしていたのが、ここ数年は「33度超え」がしばしばある。地球温暖化は間違いないようだ。
 「記録的な」が流行りであるとしたら、地震や噴火だって「例年より多い」でも「たまにあること」でも無く、「記録的な」があるかもしれない。噴火はともかく、地震は沖縄も例外では無い。風速100mの台風が来るかもしれない。くわばらくわばら。
          

 記:2015.7.24 島乃ガジ丸

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