ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ゆし豆腐

2011年03月07日 | 沖縄の飲食:食べ物(料理)

  熱々は危険、ゆし豆腐

 先週月曜日の晩飯はゆし豆腐。豆乳ににがりを加えた自作のゆし豆腐。かつおだしと醤油で味付けし、畑の葱と畑の島唐辛子を薬味として添える。
 ゆし豆腐はあんまり熱を加えすぎると豆腐の凝固が進み、堅くなるので、にがりを加えたら火を消し、それ以上は熱を加えない。そのまま蓋をして、5分ほど蒸らした後食すと味も良く、すごく軟らかく、まるでヨーグルトのような食感。

 その日のゆし豆腐はしかし、少々堅めで、非常に熱かった。出汁を入れ忘れたので、蒸した後加えた。出汁はぬるかったので当然、ゆし豆腐その ものもぬるくなった。で、暖めた。うっかり暖め過ぎた。よって、少々堅めで、非常に熱いゆし豆腐となったのだ。
 いつも通りのゆし豆腐なら、器に入れて、すぐに食べることができる。いつも通りではない熱いゆし豆腐を、オジサンはうっかりして、いつも通りのゆし豆腐と同じように食ってしまった。口の中に放り込んだスプーン一杯の豆腐は非常に熱くて、舌が火傷しそうになった。慌てたオジサンは思わずそのまま飲み込んでしまった。死ぬかと思った。喉から胸にかけて食道の中を熱い塊がゆっくり落ちていった。喉から胸にかけて食道の中をオジサンは火傷した。見えない火傷だったが、確かな火傷だった。食卓に両手を付いて、頭を下げて、目を閉じて、叫びそうになるのをじっとこらえる。3分間、耐える。
 食道ガンは、こういった火傷から発生することも多いらしい。気をつけよう。

 ゆし豆腐  
 ゆし豆腐は中国にもある、というか当然、中国がルーツなのだろうが、日本(大和)にも"おぼろ豆腐"という名で存在する。豆乳ににがりを加えて型に入れる、その前にトロトロになった鍋の物を食ってみようと思った豆腐屋は、中国にも日本にも沖縄にもいたのだろう。それにしても、大和(沖縄以外の他府県をヤマトゥと言う)でゆし豆腐をあまり見かけないのは不思議に思う。それを「なかなか美味いじゃないか」と感じた豆腐屋が大和には少なくて、沖縄には多かったからなのか、どうなのか、不明。
 沖縄では、ゆし豆腐は大人気。朝、街行く豆腐屋さんも豆腐ではなく、ゆし豆腐を主に売っている。ゆし豆腐がメインの店もいくつかあり、どこのスーパーでも、何種類ものゆし豆腐が置かれてあり、沖縄人の大好物の一つと云って良い。私も大好物。
 →作る








 記:ガジ丸 2004.8.11 →沖縄の飲食目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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