ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

沖縄の冬の心地良さ

2011年01月06日 | 沖縄01自然風景季節

 子供の頃の私は「なんぎ(難儀)」が口癖の怠け者(いくらか良くなってはいるが、今でも多少そうである)で、したがってヤーグマイ(家籠り)することが多く、出不精であった。ヤーグマイ好きについては今もほとんど変わっていない。
 出不精の私は旅行にも興味が無く(今は好き)、高校の修学旅行にも行っていない。合宿やキャンプで久米島や慶良間諸島には行ったが、沖縄県からは離れていない。
 私が始めて沖縄(島では無く、県)を出たのは19歳の冬であった。大学受験のために東京へ行った。初めて飛行機に乗り、初めてモノレールに乗り、初めて電車にも乗った。初めて雪を見て、初めて厚手のセーターに厚手のジャンパーを重ねて着てもなお震えるという寒さを味わった。2月の東京は寒かった。
 もう一つ初めてがある。その時、西日暮里に住む友人Kのアパートに1泊した。その部屋に入る前にKが言う。「ドアノブ、触ってみ。」と。で、触る。ビリッとする。ビリッとする静電気を経験したのもこの時が初めてであった。
 小学生の頃、プラスチックの下敷きを擦って髪の毛を立たせたりして遊んだ、あの楽しい静電気が、東京の冬では自然に発生し、しかも、不快なものとなっていた。
 その後、面白いもの見せると言ってKが部屋の電灯を消した。そして、着ているセーターを脱いだ。彼の体から火花が飛び散った。静電気を目で見たのも初めてだった。

  今、1月の下旬から2月上旬にかけてが沖縄の最も寒い時期となっている。これを書いている1月19日、午前10時の気温は15度、まあ、沖縄の冬の気温だ。まれに10度くらいになったりするが、厚手のセーターや厚手のジャンパーを着る機会は、沖縄では滅多に無い。それらの2つを重ね着するなんてことは、私は1度も無い。
 私の部屋には優秀な暖房器具が無く、隙間風が吹き込み放題なので外の気温とほぼ変わらない。なので、外から帰ってきて、外出着のまま部屋で過ごすことができる。
 沖縄の冬は、つまり、厚着の鬱陶しさが無い。寒い外と暖房の効いた室内とを出たり入ったりして、コートを着たり脱いだりの面倒が無い。沖縄の冬は楽なのである。

 さて、静電気の大嫌いな倭人には朗報である。ビリッときて、イライラする静電気が沖縄には発生しない、と断定していいのかどうか分らないが、少なくとも私はそのような経験が無い。よって、静電気の不快さから逃れたい人は沖縄へいらっしゃい。
 晴れた日には半袖で過ごせ、寒い日でも薄手のジャンパー1枚で凌げる。したがって、厚着の面倒が無い。そしてまた、鬱陶しい静電気も無い。沖縄の冬は心地良いです。
     

 記:ガジ丸 2008.1.19 →沖縄の生活目次

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ビーチ全般 | トップ | 本土並みの店員 »

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。