ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

愛知万博見聞禄その2

2005年06月10日 | ガジ丸通信-その他・雑感

   ウチナーンチュは頑張って30分

 万博見学をメインとした今回の名古屋への旅、当初は月曜日だけ休みを取っての週末を予定していたが、ホテルが空いてなくて日曜出発となってしまった。それはしかし、平日の万博見学となり、間違いなく週末よりは空いていると思われたので、混雑の大嫌いなウチナーンチュにとっては好都合でもあった。リニモの混みよう、ゲート前の混みようは予想外であったが、それも週末に比べればたいしたことでは無かろうと想像された。
 万博会場内へ入ったのは10時を過ぎていた。ゲート前にはたくさんの人がいたが、中へ入ると広い。右へ左へ人は流れて行き、混み合っているという雰囲気は無かった。「よしよし、さすが平日、これならば見たいパビリオンが楽に見られそうだ。」とほくそ笑みながら、先ずは企業パビリオンのゾーンへ向かう。途中に各パビリオンの混み具合を示した電光掲示板があった。60分待ち、120分待ちなんて書かれてあったが、「人気はいくつかのパビリオンに集中しているのだろう。全てが混んでいるわけではあるまい。」と予想された。が、それは甘い予想であった。私が最初に向かった企業パビリオンAゾーンは、Bゾーンに比べると前評判の高いパビリオンは少なかった。ところが、そのAゾーンにあったどのパビリオンにも長蛇の列ができていた。何てこった!なのであった。
 確かに、広い道は混雑していることは無かったのだが、パビリオンだけでなく飲食店のある建物の周り、ベンチのある広場などにはたくさんの人が群れていた。平日なのになんで?・・・じつは、平日だからこその混みようであった。あっちこっちに群れている人々のなかに、たくさんの高校生、中学生、小学生たちがいた。彼らは修学旅行、または遠足での万博見学であった。今は修学旅行のシーズンでなのであった。不覚であった。
 企業パビリオンには60分待ち、120分待ちなんてざらにあり、中には180分待ちなんてのもあった。並んで待つことを苦手としているウチナーンチュにとっては、60分待つことも無理。2時間、3時間なんて論外の話だ。30分待つことでさえ、はるばる沖縄から来たんだけどなあ、どうしようかなあ、などと悩んでしまう。
 待ち時間の無い、あるいはほとんど無い外国のパビリオンを先に見学する。グローバルコモンと呼ばれる各国パビリオンの集まったゾーンをコモン3、コモン4、コモン5、コモン6と続けて巡り、パビリオンを全部で20箇所余り覗く。その多くが観光客誘致やらその国の物産展みたいになっていて、ここでも商業主義かいと思い、感動も何も無い。地球環境がどうのこうのをテーマにした国は少なかったように感じた。
 雨が降り出した。午前中にもパラパラとあったが、午後3時頃から降り出した雨は、小雨ではあったが降り止まない。軒の下を伝いながらいくつかの外国パビリオンを見て、休憩場所へ行って少し休む。そこにパーラーがあったので、ビールを一杯飲む。30分ほどボケーっとする。ボケーっと過ごすくらいならその30分、列に並んでもいいのではないかと考える。立ち上がったが、その時雨が強くなった。食堂へ入って、味噌カツとビールを頼み、さらに30分を過ごす。それからグローバルハウスへ向かった。友人に薦められていたハイビジョンによる大画面映像を見るためだ。幸運なことにそこは15分待ちで済んだ。マンモスは屁みたいなもんだったが、ハイビジョンはすごかった。すごかったのだが、私は途中から寝てしまっていた。ビールの酔いが回ってしまったのであった。
 その後、わざわざ沖縄から来たんだからと大決心して、30分待ちという列に並ぶ。前評判の高い長久手日本館。昼間はここも2時間待ちだったが、夕方になってやっと30分待ちとなった。最後尾に並ぶ。そして、長い間待って、立ちっぱなしの腰がガクガクになったころ、やっと360度の映像の部屋に入る。映像は5分もあったかどうか。他の多くの人はどう感じたのか知らないが、満足した人もいたかもしれないが、私には「こんなものに何で俺は30分も待ったんだろう」という内容の5分間であった。

 記:ガジ丸 2005.6.5

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