ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

シガラミとカカワリ

2015年05月01日 | ガジ丸通信-社会・生活

 今住んでいるワンルームのアパートに引っ越す時、モノの多くをきっぱり処分した。それまで住んでいた首里の2DKのアパートの頃に比べると、モノの量は半分くらいになった。それでもまだ、8畳ほどのワンルームの中にはたくさんのモノがある。
 いつかは私の理想とする「ワンボックスカーに収まるだけの家財道具」にしようと、引っ越してからもモノの処分を続け、一時期はだいぶスッキリしていたのだが、それから3年が過ぎた今、部屋の中には引っ越してきた当初と同じ位、畑小屋に置いてあるのも含めると2DKに住んでいた頃と同じ位たくさんのモノがある。
 増えたモノのほとんどは手放した実家にあったもので、捨てようかどうしようか迷っているモノ・・・例えば、母の日記、家族の写真、その他の書類など、それらはスキャンしてパソコンに記録させようと思っている。思ってはいるが、時間のかかる作業なのでなかなか手がつけられないでいる。いつか自分が使うかもしれないと思って保管しているモノも多くあり、例えば、折り畳みベッド、ふとん、シーツ、タオル、衣類、衣装ケース、食器類、鍋、フライパン、その他の調理道具、掃除道具、洗剤などなど。

 実家売却に関わる確定申告が済んで、財産相続人の一人である姉に姉の取り分を振り込んで、長年肩にのしかかっていた財産絡みの煩雑ごとが全て済んで心晴れ晴れとなって、やっと、実家から運んできた捨てるか残すか悩んでいる物の整理を始めた。
 いつか捨てようと思っている自分のもの、高二から(断続的に)つけている日記、想い出のある写真、レコード、CD、本、手紙葉書などなど、それらの処理は後回しということにして、取り敢えず箱に収めた。衣装ケース2箱分あった。
 父のもの、母のもの、家族のもの、それらは梅雨に入って畑仕事ができない日に、じっくり目を通して処分かどうか判断し、スキャンするものはスキャンする予定。もうすぐ梅雨入りなので、それらは新たに棚を作って、目に見える場所に置いた。
 自分のものを箱に詰め、両親、家族のものを棚に収めたお陰で、部屋はだいぶスッキリした。それまでそれらを収めていた本棚とCDラックが空になった。実家にあったビデオテープの内容確認のために持ってきたあったビデオデッキと共にそれらは処分。
 古い衣類、シーツなども捨て、取り敢えずと持ってきた洗濯柔軟剤、髪のトリートメントなども処分した。恋をしないオジサンには柔軟剤もトリートメントも不要である。
          

 「しがらみの無い政党」などとニュースでよく耳にするシガラミ。「癒着」とか「圧力団体」とかを連想し、良くない関係と認識していたが、改めて辞書を引いた。よく聞く言葉なのに、私はその本意を知らなかった。シガラミは柵と書き「水流を塞とめるために杭を打ちならべて、これに竹や木を渡したもの」(広辞苑)とのこと。良くない意味では全然無い。ただ、第二義に「転じて、・・・せきとめるもの。まといつくもの」(〃)とあり、転じた意味のみを私は認識していたようである。
 カカワリもよく耳にし、私はよく口にもする。広辞苑では「関係。つながり」と素っ気ない説明だが、私は「絆」に近い良い意味で使うことが多い。「心のかかわり」と「心のしがらみ」、ほら、両者は違う。棚に収めた父母の残したものを眺めながら、モノそのものはシガラミだが、その中身はカカワリだと思った。スキャンするぜ。
          

 記:2015.5.1 島乃ガジ丸

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