ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

表情の力

2013年07月12日 | ガジ丸通信-音楽・映画

 山口百恵ファン、・・・私の事では無い。芸能人の誰かのファンになったことはあまり記憶にない。私が少年だった頃はアイドル花盛りで、古い順に言うと南沙織、天地真理、山口百恵、キャンディーズ、ピンクレディー、他たくさんのアイドルがいたが誰のファンにもなっていない。部屋にポスターを貼ったことはある。河合その子。当時私は可愛くておっぱいの大きい女が好きであった。もちろん、大人になってからは違う。
 山口百恵ファンは、誰と特定はできないが、宜野湾市立図書館創立の頃、所蔵ビデオを選択する権限のあった誰か。宜野湾市立図書館には山口百恵主演(相手役は概ね現夫の三浦友和)のビデオがたくさんある。百恵主演映画全集みたいなのがある。

 私は恋愛映画を好まない、テレビドラマも恋愛ものはほとんど観ていない。オジサンと呼ばれる歳になって以降で私が観たテレビドラマと言えば朝ドラ『ちゅらさん』と大河ドラマ『新撰組』くらいだ。赤い何とかの頃の山口百恵主演のドラマも観ていないし、トレンディードラマと言われるものも観ていない。誰もが知っている「男女七人・・・」や、武田鉄也が「僕は死にましぇん!」と叫んだドラマも観ていない。それらの一部のシーンをテレビのバラエティー番組か何かで観て知っているだけ。
 私が恋愛映画及びドラマを好まないのは、「好きだ」、「私もよ」と言って抱き合うのを見て、「俺もあんなことしたい」と羨んで、あんなことできない自分を憐れんで、惨めな気分になるからでは無い。チクショーと思うことは、若い頃はあったかもしれないが、オジサンと呼ばれる年齢になって以降はほとんど無い。自分の恋愛(あったとして)には深い関心があるが、他人の恋愛なぞにはまったく興味が無いだけである。

  山口百恵ファンでは無いが、先日、宜野湾市立図書館にある山口百恵主演の映画を1本借りて、観た。数ある山口百恵主演映画の多くは有名な文芸作品を映画化したもので、その中のいくつかは、私が文学少年だった頃に読んでいたもの。文芸作品をどう映像化しているのかに興味があって、試しにと1本、借りた。作品名は『古都』。
 山口百恵ファンでは無いので彼女が出てくるだけで嬉しいことは無く、上手い女優だとも思っていないので期待してはいなかったのだが、これがまあまあ面白く、「へぇー、上手い女優だったんだ」と彼女に対する評価が変わった。
          

 それからしばらくして、宜野湾市民図書館にあった『アニメ文学館 春琴抄、他1本』を借りて観た。これは、つまらなかった。何故私がつまらないと感じたかについてはすぐに判った。絵がつまらないのだ。絵が表現する表情がつまらない。
 私の部屋にはプリントものだが、有名画家の肖像画が2枚飾ってある。ゴヤとマチス、どちらも少女の絵。美人だからという理由では全然無い。私はその表情に惚れてその2枚を飾っている。良い肖像画は一瞬の表情に深みがある。観ていて飽きない。
 お口直しと思い、『アニメ文学館』をさっさと返して、百恵主演の『伊豆の踊子』を借りた。しかし、これはつまらなかった。百恵の表情が下手だと感じた。それは何故か?と考えた。調べると、『伊豆の踊子』は百恵主演の最初の作品で、『古都』は最後の作品であった。6年の経験が百恵の表情に深みを与えたのではないかと思う。
          

 記:2013.7.12 島乃ガジ丸

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