ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

地図の読めない男と情熱大腹

2011年05月06日 | ガジ丸通信-その他・雑感

 昨年夏からの懸案事項であった畑小屋がやっと完成して、畑には必要だが、日常生活には不要の材木などが片付いて、部屋の中もサッパリした所で、先週土曜日、友人3人を招いて「ボロアパートだけど綺麗になったリニューアルパーティー」を開いた。
 部屋にシロアリが発生して、一ヶ月の避難生活の後、床の張り替えなどリニューアルが終わったのは昨年の8月、すぐに「改装祝いパーティーしよう」と友人のE子が言ってくれたのだが、「まだ片付かないから」と、ずっと延期していたものだ。

 招いた三人の内、E子とその夫のHは、私の家に何度も来ていて、その場所を知っているが、もう一人のSは初めて。なので、メールで地図を送った。地図には彼の知っているスーパーの位置を明示し、アパートを赤く印してある。
  「スーパーから地図を見ながら歩いているが、道に迷った」とSから電話があった。地図を見ながら歩いていて何で道に迷うのか、「お前は、世に珍しい地図の読めない男なのか?」と思いつつ、話を聞くと、まるで逆方向に彼はいる。何で?
 やっと辿り着いたSから、持っている地図を見せて貰うと、その地図は私の送った地図では無く、私の送った地図を彼が書き写した手書きの、すごく簡略化した地図。その地図に書かれたアパートの位置がまるで逆の方向であった。
          

 その日私が用意した料理は、アオリイカ下足の炭火焼、豚バラ肉の煮込み炭焼き、畑で採れたキャベツのコールスローとトマトのサラダ、焼きウズラマメ、そして、デザートに脱サラ農夫Tから頂いたジャボチカバと、最後にお茶を点て、そのお茶受けに草餅といったメニュー。H夫妻もSも、食い物を持ってくるようになっていて、その通り、彼らもいろいろ持ってきたので、それで十分であろうと私は思った。・・・であるが、
  「地図の読めない男」のSは、「食べ過ぎは万病の元」との考えを持ち、私と同じ少食だ。しかし、H夫妻(特にE子)は昔からの大食いだ。その年齢なら内臓も弱っていると思うのだが、いやいや、二人の内臓はまったく、若い頃と変わらない。私が用意した料理も、彼らが持ち寄った料理も残さず、その大きな腹に収めた。さらに、
 その日、私が用意した料理はもう一つあった。それは、もしも肴が足りなかった時の予備であり、使わなければ明日の私の朝食となるはずだったもの、薄揚げとホウレンソウの煮付け。彼らはそれも食い、玉子焼きを新たに作ってそれも食い、私の「おつまみストック」であったポテトチップとスルメも平らげた。E子にいたっては、ビールも7、8缶飲んでいる。恐るべし大腹と、翌朝、二日酔いの頭を抱えながら思った。
          

  H夫妻は自営業である。店は日祭日も開いていて、二人は正月を除いてほぼ毎日働いている。三人の子供を育て上げ、親の面倒を見、孫の相手をし、二人は人望が厚いので訪ねてくる友人知人も多く、彼らの相手もしている。よく働き、よく遊ぶ。精力的な人生だと思う。そんな人生を生きるためには情熱的食欲が必然なのかもしれない。
 E子の情熱大腹は、生きることに情熱を持っていることの証拠であろう。人と関わることに対しても情熱があるのだろう。困っている人がいれば助けたくなるのであろう。情熱大腹だからこそ人の役に立つのだと、彼女の食欲を見て、思った。
          

 記:2011.5.6 島乃ガジ丸

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