ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

インドボダイジュ

2017年07月16日 | 沖縄の草木:公園街路

 キリスト教徒では無い私は、クリスマスだからといって浮かれることは無い。敬虔な気分になることもまったく無い。もちろん、子供の頃はそうでは無かった。クリスマスは大好きな行事だった。親や伯母らからプレゼントが貰えた。ご馳走もあった。
 中学、高校、浪人、大学の頃もクリスマスは概ね楽しかったと覚えている。パーティーなどがあったと思う。恋人と過ごしたこともある。社会人になってからも概ね楽しかったと思う。友人たちとお姉ちゃんのいる飲み屋へ出かけ、バカ騒ぎをしていた。
 30歳を少し過ぎた辺りから、クリスマスに飲み屋へ出かけることも無くなった。別にクリスマスだからと言って、キリスト教徒でも無いのに浮かれることも無かろうと思い始めたのである。友人たちと酒を飲むこともほとんど無くなっていた。
 ところが、去年のクリスマスイブは飲み屋へ出かけた。1年ぶりの友人と会うという目的もあったが、街の、クリスマスの喧騒を久々に感じてみたいという思いもあった。イルミネーションのチカチカする中を歩いた。「平和だなー」という気分を深く感じる。
 仏教徒では無い私であるが、菩提樹が聖樹であるということは知っていた。なぜ、聖樹であるかということも知っている。仏教徒で無いわりにはなかなかの知識である、と自画自賛するのであるが、じつは、手塚治虫の「ブッダ」を読んだお陰なのである。

 インドボダイジュを発見したのは、現場作業の途中で立ち小便する場所を探している時であった。面白い形をした葉っぱだなあと思いつつ、仏教徒では無い私は何のためらいも無くその木の下に小便を垂れる。仏教徒では無いので、罰を受けることは無かろう。
 
 インドボダイジュ(印度菩提樹):公園
 クワ科の落葉高木 原産分布はインド、熱帯アジア 方言名:なし
 釈尊は樹の下に座って悟りを開いたのであるが、その樹が本種、インドボダイジュであると伝えられている。菩提樹は、菩薩が堤(土手)のように座っているという意味なのかもしれない。インドに産するのでインドボダイジュという名。テンジク(天竺)ボダイジュという別名もある。ただ単にボダイジュといっても本種を指す場合が多い。
 じつは、菩提樹(ぼだいじゅ)という名のつく樹は別にもある。中国原産で、シナノキ科の落葉高木であるが、私が参考にしている文献にはその記載が無い。よって、どういう木なのか不明だが、インドと名の付くボダイジュの方がどうも本家らしい。
 高さは20mほどになる。成長は速く、耐陰性があり、乾燥にも多湿にも強い丈夫な樹木。釈尊の言い伝えもあって、インドでは聖なる樹とされている。葉脈のはっきりした光沢のある葉がきれい。自然に傘状の樹形となり、緑陰樹に向く。
 
 葉

 記:島乃ガジ丸 2006.1.4 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行

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