ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

正月

2011年01月03日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 31日までに掃除を全部終わらせて、正月は「はっ、はっ、はっ」と余裕の高笑いをする予定であったが、余裕持ちすぎて、映画を観たり、親戚の子供たちと遊んだり、飲みに行ったりして、余裕が消えた。今年もまた、正月早々掃除となった。その影響はまた、ガジ丸HPの記事にも現れた。貯蓄が全て消えた。できあがった記事が1つも無いという状態になった。正月はのんびりという予定がまったく駄目になってしまった。

  1日、実家へ行って、新年の挨拶をして、買い物へ行く。31日に買い物はほとんど済ませていたのだが、年が明けてから急に足りないものができた。天麩羅油と天麩羅ガードとパン粉である。酒の肴も予定が狂ってしまったせいである。
 大晦日に特大車海老を5尾買った。火鉢に炭をおこして、塩焼き車海老にしようと予定した。有頭車海老に塩を振って、殻ごと炭火で焼いて、あちちっと言いながら殻を剥き、湯気の立つその白いプリプリした身を、はふはふしながら食うと旨いのである。
 ところが正月、火鉢に炭をおこすような気候では無かった。1日の午後3時、私の部屋の気温は25度あった。半袖Tシャツで過ごせる正月となった。
 そんな気候では、炭はおこせない。さて、しかし、今年の正月のメイン肴にしようと予定した特大車海老をどうするかである。塩焼きを変更してフライにすることとした。というわけで、天麩羅油と天麩羅ガードとパン粉が急遽、必要になったのである。

  実家から近い那覇新都心の大きなスーパーを2軒回る。2軒ともパン粉はあるが、天麩羅油と天麩羅ガードが無い。売場はある。その名が書いてある棚もある。右に左に別の油はびっしり並んでいるが、天麩羅油のところだけぽっかりあいている。天麩羅ガードも同じで、2軒ともまったく同じ状況であった。
 首里に戻って、よく行っているスーパーを4軒とも回る。そして、その4軒ともに新都心の2軒と同じく、天麩羅油と天麩羅ガードが無かった。
 首里のスーパーの最初の1軒目で私は気付いた。そう、沖縄の正月に天麩羅は欠かせないのであった。ほとんどの家で天麩羅を揚げる。天麩羅ガードと天麩羅油は沖縄の正月に絶対必要品なのである。よって、スーパーからそれらが消えたのである。

  正月3日に、従姉の娘夫婦と飲みに行った。彼らは今北海道に住んでいるが、正月休みで帰省していた。帰省?普通、帰省は亭主の実家だろう?亭主の実家は神奈川だろう?とちょっと疑問を持ったが、まあ、暖かい沖縄で正月も良かろうと亭主も賛成したということなのであろう。その、神奈川出身の亭主に、「倭国でも正月に天麩羅をするか?」と訊いたが、「天麩羅はあまり見ない」とのこと。おせち料理のほとんどが煮物とのこと。倭国の正月の三日間、常温に煮物を置いても大丈夫というわけ。沖縄の正月の三日間、常温で煮物は痛んでしまうというわけ。揚げ物なら何とか持つというわけ。
     
     

 記:ガジ丸 2007.1.4 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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