ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

幸せの種

2014年03月21日 | ガジ丸通信-環境・自然

 私が借りている300坪の畑なっぴばる、そこから徒歩、往きは15分、帰りは10分ほどの辺りに1軒のカフェがある。なっぴばるからカフェまで往きも帰りも同じ距離なのだが、往きは上り坂、帰りは下り坂なので時間的にはその差がある。
 カフェの名前は「カフェイオンカ」、そこで先日、3月8日に「種と農と食のお話会」という催し物があった。参加費は3500円、貧乏人にとっては高額であったが、友人I女史から「ぜひに」とのお願いメールがあったので、清水の舞台から飛び降りるつもりで参加した。飛び降りたらそこには思いの外多くの実りがあって、大いに満足した。

  「カフェイオンカ」での「種と農と食のお話会」、講師は2人、2人とも解り易い言葉で語ってくれたので、何が問題で、何が大事なのか私にもまあまあ理解できた。これからどうすればいいかというヒントもいくつかあった。良いお話会であった。
 聴衆はざっと数えて35名ほど、女性が圧倒的に多く、男は年配の、イオンカと関わりのあるらしい農夫が1人と、若い男が3人、若くない男(私のこと)が1人、そして、店のご主人の合わせて計6人だけ。若い男のうち2人は自然農法を実践している農夫らしかった。どちらもたぶんウチナーンチュ(人相と話ぶりから)。私もウチナーンチュ。であったが、会場にいる人々、店の人も含めて、圧倒的に倭人が多かった。

 「種と農と食のお話会」への参加を私に強く勧めたI女史も含め、会に参加した人(35~40人)のほとんどは「食の安全」に重きを置いていると思う。私はしかし、自然農法を目指しながらも「食の安全」についてはテーゲー(大概)である。なので、隣の薬剤が風に乗って私の畑に降りかかっても、それが微量であればちっとも気にしない。
 ウチナーンチュは概ねテーゲー気質である。テーゲーは「てきとう」と捉え、「きちんとしていない」とも解釈できるが、「程良い」と捉え、「ちょうど良い塩梅である」とも解釈できる。いずれにせよ、「そんなに厳しくしなくても」という気分だ。よって、「食の安全もそんなに厳しくしなくてもいいさぁ」となり、で、食の安全に厳しそうな「種と農と食のお話会」にウチナーンチュの参加者は少なかったのであろうと思う。
          

 さて本題。300坪の畑で私が目指している自給自足は、外からなるべく何も入れずに作物が採れること。何も入れずの「何」は肥料類もあるが、大本の種もある。
  肥料は今の所、有機堆肥、腐葉土、父が残した鶏糞がある。鶏糞は液肥にしたものを育ち盛りの作物にたまにかけているが、今ある分が無くなったらもう買うつもりはない。有機堆肥と腐葉土は苗木の植付け時や育苗用の土作りに使っている。果樹園と薬草園が概ね仕上がるまでそれらはまだしばらく使う予定。私の自然農法もテーゲーだ。
 種は自家採取で賄うことを当初から予定している。去年育てた作物の内、ウズラマメ、ミヤコジマアズキ、ダイコン、シュンギクなどを自家採取し、それぞれ播いてみたが、ダイコンとシュンギクはまったくダメ。それらはF1と呼ばれる一代交配種で、採取した種は発芽しにくいとのこと。F1の種はまた、放射線照射したもの、化学薬品に漬けられたものなどがあるとのこと。つまり、自然の種では無いということ。私の自然農法はテーゲーだが、種に関しては拘ってみようかと思っている。きっと幸せの種になるはず。
          

 記:2014.3.21 島乃ガジ丸

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