ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

磁気の乱れ所

2008年01月18日 | ガジ丸通信-科学・空想

 先週、『腕を握る霊』で、もしかしたら霊かもという話を書いたが、その翌日の未明、久しぶりにキジムナーがやってきた。数年ぶりのことである。いつものように「あっ、来る。」という前触れがあった。体に何かが進入してくる気持ち悪い感覚だ。進入を防ごうと抗うが、いつも負けている。そして、いつもなら金縛り状態となる。
 ところが今回は、眠気が勝って、金縛り状態になる前に寝てしまった。気が付いたら朝になっていた。夜中起こされたので、寝足り無い気分の残る目覚めとなった。

 キジムナーはウチナーグチ(沖縄口)で、木の精のこと。沖縄で最も有名な妖怪。私の友人達にもキジムナーに襲われたという経験を持つ者は多い。
 今のアパートに越してからキジムナーに襲われたのは、今回で2回目か、あるいは3回目であるが、いずれも気持ち悪い感覚はあるが、怖さはさほど無い。
 霊の話を私はたびたび書いているが、じつはその存在を信じているわけでは無い。見たことが無いからだ。金縛りをキジムナーのせいにするウチナーンチュは多くいて、私もまた、上述のように「キジムナーに襲われた」などと書いているが、それは、話を面白くしようと思ってのことで、実は、その存在も信じているわけでは無い。金縛りは筋肉の疲れによるものと認識している。木の精の存在は、気のせいである。

 気のせいでは無いことが、私の部屋にある。
 部屋には時計が8つある。壁掛け1、目覚まし2、パソコン2、ビデオデッキ1、ステレオ1、炊飯器1という内訳である。そのどれもが正確な時刻を表示していない。もちろん、それぞれ買った時には正確な時刻であった。それが、あるものは早く進み、あるものは遅れている。炊飯器は50分早く、目覚ましの一つは30分遅れている。
 炊飯器を除いたその他の時計はみな遅れている。じつは去年までは部屋にある唯一の掛け時計が、炊飯器の仲間であった。去年の暮れには15分進んでいた。
  1月5日、初出勤の日、ベッドからその掛け時計が見える。15分進んでいることを計算に入れベッドでしばらくウダウダする。「そろそろ起きなくちゃあ」と観念して、顔を上げ、リモコンを取り、テレビをつける。驚いて、慌てる。
 掛け時計は、テレビが示す時刻に合っていた。遅れているのを直した覚えは無い。時計は自分で勝手に、「年が明けたから気分を変えて」と思ったのか知らないが、正確な時刻を示すようになっていた。わけが分らない。

 もしかしたら、私の部屋は磁気の乱れ所かもしれない。磁気の乱れた隙間から、この世のものでは無いものが、もしかしたら出入りしているのかもしれない。
 そうかもしれないが、しかし、私の車のカーステレオの時計も、1年前に時刻を合わせたのだが、今、10分遅れている。私の体が磁気の乱れ所かもしれない。
          

 記:2008.1.18 島乃ガジ丸

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