ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

アイヌ文化フェスティバル

2010年12月17日 | ガジ丸通信-文学・美術

  私はオジサンになって2度(この間のを含めて)、お兄さんの時に2度、失恋を経験している。「付き合ってくれ」、「いいよ」と成功したのは2度あるので、打率は3割、なかなかの成績だが、2度の恋人付き合いは足しても1年に満たないので、人生のほとんどを恋人のいない状態で過ごしている。だから不幸かというと、そうでもない。
 友達付き合いに留まるが、従妹が独身の頃に何度かデートしてくれ、従姉の娘(彼女は結婚後も「デートしないか」、「いいよ」と快く応諾してくれる)も何度か、友人の娘達の何人かも何度かデートしてくれている。「デートしてくれる=信頼されている=好かれている」と思うだけで、心は安らぎ、ある程度の満足感を得られる。

 大学生だった5年間(1年余分なのは留年したので)も、私に恋人がいたのは1日も無かった。でも、一緒に昼飯食ったり、飲みに行ったりする女子は何人かいた。その何人かの内にはきっと、「恋人になってあげてもいいよ」と思っている人もいたはず(ということにしておく)だが、私にその気が無く、友達以上に発展しなかった。
  彼女達に女性としての魅力が無かったわけでは無い。何人かのうちの特にNさんとWさんの二人には、大いに性的魅力を私は感じていた。そのうち最も多くデートしているNさんのことは今回置いといて、もう一人のWさん、彼女もNさん同様色気はあったが、Nさんとは違って、性格がスッキリサッパリしていて、男同士のように付き合えた。彼女とも二人で昼飯食いに行ったり、たまには飲みにも行ったりしたが、だが彼女とは、恋人にしたいと思ってデートはしていない。当時既に彼女には恋人がいて、その男と同棲もしていた。他人の女を奪うほどの根性や情熱は、当時から私には無かった。

  以上、人生のほとんどを恋人のいない状態で過ごしてきた私が、「昔はもてたんだぜ」などと自慢しているわけでは無い。先日、『アイヌ文化フェスティバル』なる催し物に出かけた。その前日に偶然、給油所でそのチラシを見て、「これは、畑仕事などやるべきことを後回しにしてでも行かなくちゃ。」と思ったのだ。興味があった。
          
 アイヌと言うと、条件反射的にWさんを思い出す。彼女にはアイヌの血が四分の一混ざっていた。「日本は単一民族国家なんてどこかのバカが言ってるけど、アイヌ人だって日本に住んでいるんだからね」と、彼女が言っていたのを思い出す。「どこかのバカ」が誰かも私は知らなかったが、その時まで、アイヌ人が先住民族であり、日本の一部(ちなみに、在日朝鮮人の話もその時出た)であるということもまったく頭に無かった。
  「アイヌ人には日本語とは全く違うアイヌ語があり、日本文化とは違うアイヌ文化もあり、それらはずっと伝えられているんだよ。」とも彼女は語った。「ふーん、そうであるか」と、呑気者の沖縄の青年は軽く相槌を打っただけであったが、頭の中では「沖縄人はどうなんだ?沖縄文化は今どうなってんだ?俺はウチナーグチが話せないぜ。」などということを考えていた。そんなことを思い出して、『アイヌ文化フェスティバル』に興味を引かれ、命の糧である畑仕事を後回しにしてまで出かけたのであった。
 「アイヌとは」などという講演からアイヌの民俗芸能まで3時間たっぷり、ちっとも退屈しなかった。それよりも、会場が満席だったのが私には不思議だった。アイヌ文化の何にウチナーンチュは興味を持ったのであろうか?私と同じか?それが知りたい。
          
          
          

 記:2010.12.17 島乃ガジ丸

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