ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ルリハナガサ

2017年09月17日 | 沖縄の草木:低木

 風邪を引いてしまった。先週月曜日(2月15日)のこと。症状は軽かった。喉が少し痛くて、体が少しだるい程度。三日目には喉の痛みは治まった。しかし、その代わりみたいに、鼻水が止まらなくなった。酒を飲むと鼻水も少なくなったが、酒が覚めてくると再び出だす。ベッドの傍のテーブルの上に洟をかんだティッシュが山となった。
 「ベッドの傍のテーブルの上に洟をかんだティッシュが山となった」状態は、翌週の木曜日の朝まで続いた。おそらく1箱分はティッシュを使っている。
 で、私の鼻は今、ウチナーグチ(沖縄口)で言うところのハナハギーになっている。ハナハギーとは鼻が剥げているという意味で、かみ過ぎて、鼻の穴周辺の皮が剥げてしまっている状態を言う。剥げた箇所はそのうちかさぶた状となる。このかさぶたのことをアカハナガサと言う。沖縄語辞典には無い、私の思い付いた造語。

 今回紹介するのはルリハナガサ、漢字で書くと瑠璃花笠となる。美しい字面だ。ルリハナガサは見た目もきれいである。それに比べ、私が思いついたアカハナガサは、漢字で書くと赤鼻瘡となる。もちろん見た目も汚い。今、私の鼻はアカハナガサとなっていて、写真を撮り、「なるほど」と納得して貰うこともできるのだが・・・止す。
 
 ルリハナガサ(瑠璃花笠):添景・花木
 キツネノマゴ科の常緑低木 インド原産 方言名:なし
 名前の由来は資料が無く不明。であるが、花の咲いている姿を見て、おそらくこうであろうと想像は容易にできる。苞が重なっている穂の形が笠に見える。その苞から可愛い花が顔を出している。で、花笠。ルリ(瑠璃)は花の色から。
 いくつかのサイトに「別名ブルーセージ」とあったが、私が参考にしている文献にその名は無かった。学名を見るとEranthemum pulchellum Andrewsとある。エランセマム(多くのサイトではエランテムムと表記)という名は見たことがある。エランセマム・キューエンセという名の植物があることを、実物は見たことが無いが、知っている。
 高さは1~2mになるらしいが、私が見たのは30センチていど。小さかったせいでもあろうが全体に柔らかく、初めは木(木本)では無く、草(草本)だと思った。で、写真を撮ってから何者か判明するまでに時間がかかった。。
 葉腋から長さ10センチほどの穂状の花序をだし、重なり合った苞から花を咲かす。花は苞の下方から次々と開く。青紫色、開花期は冬~春。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2010.2.23 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« リュウキュウハナイカダ | トップ | ルリマツリ »

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。