ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

チュウシャクシギ

2011年04月11日 | 沖縄の動物:鳥

 想いは届かず

 吉の浦海岸を散歩していると、たびたび海鳥に出会う。彼らを捕まえて食ってやろうという気持ちは微塵も無いが、彼らの概ねは私を警戒する。前に紹介したオオメダイチドリは5mまで近付くのを許してくれたが、その他の鳥は10mも近付けない。中には30m以内に近付くのを許してくれない奴もいる。で、なかなか写真が撮れない。

  今回紹介するチュウシャクシギは警戒心の強い方で、20m以上は離れていたのに、近寄っていくと、回れ右して、こっちが近寄った分、離れていった。写真は、それを12倍ズームで何とか収めたもの。正面を向いている時に素早くシャッターを押せばよかったと後悔した。何しろ、その後、それ以上近づくことはできなかったのだ。
 家の近くでよく見かけるイソヒヨドリは、その名の通り磯でもよく見かける。吉の浦海岸でもよく見る。こいつはまた、あまり人を恐れない。すぐ傍までやってくる。で、写真も撮りやすい。このあいだも吉の浦海岸を散歩している時に撮ったのだが、はっきり言えば、もう見飽きていて、撮り飽きてもいる。「また、お前かよー。」なのである。

 
 チュウシャクシギ(中杓鷸) 
 チドリ目シギ科の旅鳥(沖縄では一部越冬) 方言名:不詳
 名前の由来、シギについては資料が無く不明。漢字の鷸は広辞苑にあった。鴫とも書くとのこと。シャク(杓)はヒシャクのことで、これも資料が無いが、おそらく長い嘴がそのように見えるのであろう。チュウ(中)についても資料が無いが、これはおそらくダイシャクシギという種もいるので、それより小さいことからだと思われる。
 本種には、少なくとも私が参考にしている文献には方言名が無かった。サギにはサージャーとかサージとか方言名があるので、シージャーとかシージとかあっても良さそうなものだが・・・。ちなみに、沖縄語でシージャーは椎の木、シージは政治の意。
 足が長く、全体にスリム。嘴は他の鳥に比べて特に長く、下方に少々湾曲している。本土では春秋の渡り鳥だが、沖縄では一部が越冬し、9~4月に見られる。
 全長は42センチ内外。干潟や農耕地、海岸などに生息する。鳴き声は『沖縄の野鳥』によると「ホイピピピピピ」とのことだが、私はまだ聞いたことが無い。
 
 宮古島産

 記:ガジ丸 2010.1.17 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行

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