ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

貧富の差

2006年12月08日 | ガジ丸通信-社会・生活

 私は女子アナ好きというわけでは無いが、小島奈津子、西山喜久恵、高島彩、中野美奈子、滝川クリステル、政井マヤ(この人は好き)などの名前を知っている。知っている人は知っていると思うが、どれもみなフジテレビのアナウンサーである。
  私のテレビは室内アンテナで、フジテレビ系以外のチャンネルは画像がザラザラして見難い。アンテナの向きをあちこち変えれば別のチャンネルもある程度きれいに映ったりするのだが、面倒なのでやらない。で、概ね8チャンネルしか私は見ていない。というわけで、私が思い出せるアナウンサーはフジテレビの人となっているわけである。

 先日、久しぶりにTBSのニュース23を見た。ザラザラした画面を我慢しながらでも観たのは、教育基本法が気になったからだ。結局、その日教育基本法のニュースは無かったが、驚いたことが一つあった。「えっ、この人、確かNHKのアナウンサーじゃないの?何でTBSに出てるの?」と一瞬思い、そしてすぐに、「あっ、そうか。フリーになったんだ」と推測した。“確かNHK”は膳場貴子。NHKなのに何で知っているかと言うと、私が録画してまでも観ていた「プロジェクトX」の司会者だったからである。
 「うーん、さすがに才能ある人は違う。NHK辞めてもすぐに仕事が見つかるんだ。しかもTBSの看板番組に招かれるんだ。高い給料貰っているんだろうな。うらやましいこと。」と思う。私なんか、薄給である上に、今の仕事を失ったら、今と同じ程度の給料を貰える仕事が見つかるかどうか、大いに不安である。

 膳場さんがいかほどの給料を貰っているか知らないが、おそらく私の10倍はあろう。彼我の貧富の差は大きい。ではあるが、今の私は薄給といえど、それでも一人であれば生きるに十分の給料は貰っている。世界的な規模でみれば裕福な部類に入るのだ。
 私には、安いアパートだが住むところがある。通信光熱費は抑えているが、どれも自由に使うことができる。ガソリンをあまり使わないようなるべく歩いてはいるが、小さいけれど十分役に立つ車を持っている。少しの野菜は自家生産しているが、それに頼らずとも毎日の食い物を購入する金は持っている。というわけで、「膳場さんと私の貧富の差は大きい」と書いたが、「人が生きていける」という尺度で考えれば、その差はほとんど無いと言っていいのだ。だから、私は膳場さんを(羨ましいけれど)羨ましいと思うことはないのである。「大差は無いぜ!どんなもんだい!」と思っていいのだ。

 わけあって働けなくなって、自治体に生活保護の申請をしたけれど、それが認められなくて、死ぬほか無いという人のニュースをいつか見た。一方には、飼っているペットを何万円もするホテルに泊め、何万円もする美容院へ入れ、何万円もその食費に使う人々がいる。まったく変な世の中だ。これが美しい国なのであろうか、と思う。
 濃い墨前総理のいう自由は、強い者も弱い者も同じ土俵でハンデ無しに自由に戦えということだったのか。自由に戦って、強いものは弱いものから富を奪い、より多く富を得よということだったのか。どんどん貧富の差をつけろということだったのか。その上、生活保護を要する人々を救わないということは、負けたら死ね、ということだったのか。
 この場合の貧富の差は、天地ほどの開きがある、と言っていい。
          

 記:2006.12.8 ガジ丸

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