ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

辛抱は致し方なく

2010年12月18日 | 沖縄02歴史文化・戦跡

 新しいノートを買うか、それとも家にインターネットを引くかで1週間悩んだ結果、専門店へ行って、パソコンの値段とインターネットの費用などについて詳しい話を聞き、それでどうするかを決めようと、先週土曜日(18日)午前中、パソコン屋へ行った。
 7万円弱のノートパソコンを見ながら店員と話をする。
 「インターネットをやりたいのでしたら、今なら工事費無料、最初の半年間は半額というサービスがあります。」と言い、「光通信なら田舎でも通信速度は落ちません。」と続ける。それならばと、インターネット契約をする。月額8千円近くする光フレッツ。そして、「インターネット契約をした場合、パソコンは1万円引きになります」という言葉についフラフラと7万円弱のノートパソコンも買ってしまう。1万円引いても、ソフトと5年保証を加えて10万円弱の買物となってしまった。
  ノートを買うのならインターネットを引く必要は無く、インターネットを引くのならノートは要らないということは、家に帰ってから思い出した。10万円を支払い、半年後からは月々8千円を支払うことになるのかと思って、少し後悔した。
 ノートのセッティングが終わるのが3時だというので、3時15分に取りに行く。「あと15分かかります。お待ちください。」と言うので、待つ。15分は、予定を超えて30分になった。それだけでも腹が立つ。「3時にできます」と言った男も、「待たせて、申し訳ありません。」と挨拶するどころか、目を合わせようともしない。それにも腹が立つ。また、「セッティングが終わりましたら、お呼びします。」と言っていたのに、商品がレジに届けられて5分過ぎても呼んでくれない。しょうがないので、レジまで行って、催促し、商品を受け取る。そうしたことにも腹が立った。のだが、全て辛抱する。

 死んだ貴乃花が、兄である先代若乃花と一緒に出ていたコマーシャルで、「人間、辛抱だ」というセリフを若乃花の渋い顔で語っていた、という話はガジ丸通信の「日本人の美徳」で書いた。そこで、ウチナーンチュは辛抱が苦手だというようなことも書いたが、よく考えると、それは正確ではない。沖縄の歴史は、実は辛抱の連続であったのである。ウチナーンチュは長い間、辛抱を強いられ、そして、それに耐えてきたのだと思う。
 歴史上いくつもの戦いに負け続け、大国の間をあっちへ行ったりこっちへ来たり翻弄され続け、ウチナーンチュはいつかしら降りかかる火の粉に対しては辛抱強くなったのかもしれない。火の粉はしょっちゅう降りかかってくるので、自ら波風を立てようなどとは思わなくなったに違いない。ウチナーンチュの辛抱は、勝つための辛抱では無くて、戦わないための辛抱なのかもしれない。そのDNAを、私はきっと受け継いでいる。 
     

 記:ガジ丸 2005.6.19 →沖縄の生活目次

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