ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

トウモロコシ

2016年08月12日 | 沖縄の飲食:食べ物(材料)

 おやつになる穀物

 今年(2016年)3月4日、40株ほどのトウモロコシの種を畑に播いた。肥料を与えない私の畑では成長はゆっくりである。ゆっくりとだが順調に生育し、5月になると雄花が咲き、雌花も着け、雌花は受粉し、果穂は太って行き、5月下旬には、あと2、3日経てば1、2本、1週間も経てば5、6本は収穫できそうなほどになっていた。であったが、1週間が経っても実の着いたトウモロコシは1本も収穫できなかった。
 その前、5月20日、私は未熟のトウモロコシを何本か収穫していた。「1本の果穂を十分に太らせるには1株に1~2本でいいはず」と友人の脱サラ農夫Tから助言を貰っていたので、その通り1株に2本を残してそれ以上の果穂は摘果した。摘果したものはベビーコーンとして食えると先輩農夫Nさんから聞いていたのでその通りにする。
 摘果したものの内、大きめのものは表面だけを削り取って、中くらいのものは縦横に切って、小さいものは丸ごとスープに入れて食す。中くらいのもので芯の残っているものがあり、それは噛み砕くことができなかったが、概ねは美味しく頂けた。
     
     

 ところで、「実の着いたトウモロコシは1本も収穫できなかった」訳は、2016年6月3日付のガジ丸のお話『トウモロコシ泥棒』に詳しく書いているが、かいつまんで言えば、マングースか犬か、ネズミかカラスか犯人ははっきりと確定できていない(たぶんマングースと思われる)が、何者かに食われ、その食い痕にカタツムリやヤスデなどが集って、それで、トウモロコシは十分に成長できなかったものと思われる。
 その後、十分成長したトウモロコシは1本か2本収穫しただけだったが、半分だけ実の付いたもの、もっと少なく実の付いたものなども含め、実が十分に成長したものは普通に焼いて食った。美味しかった。でも、40株から数本分の収穫でしかなかった。
     
     

 トウモロコシを広辞苑で引くと、「世界各地に栽培され、小麦・稲に次ぎ食用作物で3位」とあった。「そうか、トウモロコシはおやつでは無く穀物であったか、そういえばトルティーヤなんてのもあるしな」と納得。納得はしたが、次に「穀物って何を指しているんだ」と疑問に思い、それも広辞苑、「種子を食用とする作物で、多くは人類の主食となるもの。すなわち、米・大麦・小麦・燕麦・粟・稗・黍・玉蜀黍・豆など」とある。確かに、トウモロコシ(玉蜀黍)も含まれているが、豆も入っている。
 豆は野菜とばかり思っていたので、次に野菜を調べる。これも広辞苑、「生食または調理して、主に副食用とする草本作物の総称。食べる部位により、葉菜あるいは葉茎菜・果菜・根菜・花菜に大別。芋類・豆類はふつう含めない」とのこと。豆は野菜ではなかったのだ。じゃあ、豆とは何だ?と広辞苑、「マメ科に属する植物のうち、ダイズ・アズキ・ソラマメ・エンドウなど実を食用とするものの総称」とのこと。
 芋類も野菜と思っていたので芋も調べる。同じく広辞苑、「植物の地下茎または根の発達したもの」とのこと。芋も豆も植物的には野菜なのかもしれないが、食料としては野菜ではなく、穀物扱いのようである。芋類も確かに「人類の主食」に違いない。

 トウモロコシついでに良い勉強になった。ところで、そのトウモロコシ、本頁の主題であるトウモロコシ、主食となる穀物であることは認めるが、現実の私の生活では、トウモロコシが米のご飯やパンや麺類などの代わりに主食として食卓に上ることはなかった。トウモロコシはおやつに齧っていたもの、お菓子のポップコーンでしかなかった。
 私の畑に芋(甘藷:サツマイモ)は今、4種栽培されているが、その内の2種はあまり甘くない品種である。甘みの少ない方が主食に適していると私の胃袋は感じている。「トウモロコシは穀物」とするならば、トウモロコシも甘みの少ない品種の方が主食に適するであろうと想像する。今年栽培したトウモロコシは甘みの強い品種であった。
 今年、トウモロコシ栽培に失敗し、根性無しの農夫は「来年からトウモロコシを植えるのは止めよう」と決めていたのだが、「甘みが強いから虫に食われやすかったのだ」と、もしかしたらという希望の下、来年は甘みの少ないのを植えてみたいと思う。
     
     

 トウモロコシ(玉蜀黍):穀物
 イネ科の一年生作物 ペルー原産 方言名:グスントウジン、トーフームン
 食べて美味しいトウモロコシだが、果実は品種によって色や大きさ味に違いがある。美味しいのもあれば、そうでないものもある。美味しいものは主食となったり、スープになったり、おやつになったりする。そうでないものは油やデンプンの原料になったり、家畜の飼料になったりする。最近ではバイオエタノールの原料としての需要も多いらしい。ちなみに、ポップコーンにするものはポップコーンという品種とのこと。

 記:2016.8.6 ガジ丸 →沖縄の飲食目次

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