ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

最重要防衛地点

2011年04月22日 | ガジ丸通信-政治・経済

 「もしも」を考えた。
 もしも沖縄に大地震が発生し、大津波にも襲われたら、と考えた。
 実家は海の近く、徒歩5分も歩けば港のある場所。海抜2、3メートル程度の場所だ。大津波がやってきたらひとたまりもない。実家は生き残れない。
 私の住まいは首里石嶺町にある。首里は東に太平洋、西に東シナ海と海に挟まれているが、どちらからも距離があり、しかも、高台である。30メートルを超える大津波であっても、ここまでは届かない。首里はまた、隆起石灰岩の地層帯で、少なくとも私の住む辺りの地面は概ね強固である。液状化も土砂崩れも地滑りの心配も無い。なので私は、地震にたいして、あまり心配しなくていい・・・のかというと、そうでもない。
  去年からアパートの、私の部屋の天井裏で時々、コトンという音がしていたが、2月の終わり頃、ドスンという大きな音がした。何か重いものが落ちた音、部屋を見渡したが、何も落ちていない。そこで気付いた。おそらく、屋根のコンクリートが剥がれ落ちているのだ。ボロアパートは大地震が来たらきっと全壊する。私は潰される。
          

 私は日常、翌日の朝飯等の準備を前夜にやっている。例えば火曜日の夜、寝る前に米を研ぎ、炊飯器に入れ、タイマーのスイッチを入れる。ネギを刻み、納豆をお碗に入れ、かき混ぜ、タレと辛子を入れ、かき混ぜ、刻んだネギを入れ、かき混ぜ、ラップをして、冷蔵庫に保管する。鍋にお湯を沸かし、味噌汁の準備をする。
 その他、翌日必要な持ち物なども準備しておく。火曜日と水曜日の夜は、準備は概ね万端で、翌朝慌てるなんてことはほとんど無い。ところが、その他の曜日は、準備ができていないことがしばしばある。何故か?・・・その他の曜日は酒を飲んでいるから。
  飲み会の日は酔っているので、翌朝の準備など最初から諦めているが、一人で晩酌してほろ酔いの時でも、準備を全く忘れてしまうことがしばしばある。さらに、どちらの場合も私は眠りが深い。朝まで目覚めない、目覚ましの音が聞こえない場合も多い。
 「もしも」を考えた。
 もしも沖縄に大地震が発生し、大津波にも襲われたら、と考えた。
 もしも、飲み会の日で酔っていたら、私は適切な判断ができないであろう。もしも休肝日を除いた五日間、深い眠りに入っている私は、揺れに気付かない、または気付くのが遅れる。そんな私は、喩え、頑丈なアパートに越したとしても・・・。

 原子力発電所は、いったん事故が起きると大惨事になる可能性があるってことは、チェルノブイリの原発事故を、当時のテレビの報道を観て、知っている。
 2001年9月11日にニューヨークで起きたことが、世界貿易センタービルでは無く原発だったらと、当時の私は想像していた。恐ろしいことになると思った。
 「もしも」を考えた。
 テレビで観たり、聞いたりした限りでは、日本の原発は無防備のような気がする。もしも、そんなところへ武装したテロリストがやってきたら、と想像してみた。原発は簡単に占拠される。恐ろしいことにならないだろうか?そんなこと考えると、世界の、どこの原発も最重要防衛地点にしなければならないと思うが、そうなっているだろうか?
          

 記:2011.4.22 島乃ガジ丸

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