ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

干し芋

2017年04月07日 | 沖縄の飲食:食べ物(料理)

 自作保存食

 自給自足芋生活を目指している私だが、道はなかなか険しい。雨が降ると畑は濡れる。粘土質の沖縄の土は濡れているとベタベタして扱いにくく、芋を掘るのは難儀。雨の多かった今年(2017年)は、そのせいで、芋食ができていなかった。
 芋掘りができたのはやっと2月12日、日記を調べると去年6月以来だ。「えーっ、そんな久しぶりだったっけ?」と自分でもびっくり。いやいや、きっと食べている。日記に書いていないだけのことだと思われる。ただ、引っ越し先探しで忙しかった11月以降はきっと食べていない。12月は引っ越し作業で忙しく、年明け以降は雨が多かった。

 収穫した芋は家に持ち帰り、蒸し器で蒸して食べることが多かったが、もしかしたら石焼き芋風になるのではないかと思い、去年、ダッチオーブンで焼いてみた。これが予想通り石焼き芋風になり美味かった。なので、2月12日に収穫した芋、私の8食分の量であったが、これもダッチオーブンで焼くことに決めて、その時を待った。
 ダッチオーブンは家のガスコンロでも使えるが、元々野外用の器具であり、私も概ねは畑に設けた炉に薪をくべて使っている。しかしながら、炉に火を熾すのはいつでも良いというわけではない。雨の日、風の強い日は使えない。そして、平日も使えない。
 私はまだ遭遇していないが、畑で火を燃し、煙が上がっているのを町役場の職員に見つけられたら注意を受けると周りの先輩農夫たちから聞いている。焼畑は当然やってもいいことだと思っていたのだが、昨今は勝手にモノを燃やしてはいけないことになっているらしい。燃やすものにダイオキシンなど毒性のあるものを発生させるものが含まれているかもしれない、土壌汚染になるかもしれない、だから禁止ということなのだろう。

 日曜日は役場も休みで、野焼きの監視員も休みなので、火を燃やすのは日曜日にした方がいいよと近所の先輩農夫方からの助言通り、私も炉に薪をくべるのは日曜日ということにしている。ところが、その日曜日に雨、というのが多くて、または日曜日に強風(火は危険)というのが多くて、炉の活躍する天気がなかなか来なかった。
 であったが、2月12日に収穫した芋は、次の日曜日(19日)晴れたお陰で、炉に薪をくべダッチオーブンで焼くことができ、私の数回の主食となった。その後、28日にも芋を掘る。であったが、その後は、日曜日の天気が悪く、焼き芋はずっと延期。
 「しょうがねぇ、家に持って帰って蒸して食うか」とも思ったが、その時私に良い考えが浮かんだ。「そうだ、干し芋を作ってみよう」と。干し芋はたぶん、日持ちする。干し芋を保存食にしておけば有事の際に役立つ。栄養価の高い保存食となる。

 というわけで3月27日、干し芋作りに挑戦。2月28日に掘り取った芋を、アリモドキゾウムシ、またはイモゾウムシによる虫喰い箇所(とても臭くて苦い)を取り除き、家に持ち帰って蒸す。蒸し上がった芋を適当な大きさに切る。28日、その芋片をそれ用の干し網(干し芋を作ろうと思った時に購入した)の中に入れ、日干しする。
     
 干し網は3段の網棚があり、その内の1段半がまだ空いていたので、その日も既に掘り取っておいた芋を持ち帰って、前日と同じようにし、翌日、干し網に並べる。
     
 干し芋の作り方はネットで調べていた。「晴れた日に3日間干す」とあって、週間天気予報で28日から3日間は晴れることを確認していたのだが、昨今、よく外れる天気は今回もまた外れて、30日は曇り。干し芋の出来に不安を感じたのだが、31日は晴れたり曇ったりで、1日余分に干した。そして4月1日、自作干し芋を味見する。
     
 味見に選んだ1片が、たまたま虫食いの部分が少し残っていて苦かったが、もう1片はそれもなくまあまあ美味かった。私の胃袋なら喜んで食える出来。
     
     
 味は良しだが問題はもう1つある。それが日持ちするかどうか、どれくらい持つか。それについては「何日後にはカビが生えた」など、後日報告することにしよう。
     

 記:2017.4.1 ガジ丸 →沖縄の飲食目次

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