ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

立つ鳥跡を濁して

2009年01月23日 | ガジ丸通信-政治・経済

 アパートの、以前住んでいた隣人は、県立芸大を卒業したばかりの若い女性であった。音楽専攻なのか、美術専攻なのかは聞かなかったが、ある日、彼女の部屋のドアの前に耐火煉瓦がいくつも積まれてあったのを見て、美術の、陶芸であったのかと想像できた。それよりだいぶ前に、彼女のドアの近くに置いてあったポリバケツに土のようなものが入っているのが見えて、「何だこれ?」と不思議に思っていたのだが、あれは、土のようなものでは無く、土そのものに間違いなかったのだと、その時、合点した。
  通路からは目の届かない、ドアとは反対側にあるベランダに、耐火煉瓦で簡単な窯をこさえて、そこで楽焼程度のことをしていたに違いない。本当にそうだったのか確かめることができなかったのと、もしそうであれば、彼女の作品を見ることができなかったのが残念であった。私がドアの前の耐火煉瓦に気付いた数日後に、彼女は越していった。

 越していった後も、彼女の部屋のドアの前に乱雑に積まれてあった耐火煉瓦は残されたままとなっていた。そこは、私の部屋に行く通路となっていたので、煉瓦はいくらか邪魔になっている。「立つ鳥跡を濁すってやつだ。今時の若いモンはしょうがねぇ。」とオジサンは思うが、乱雑なものを整理するほどお人好しでは無い。放っておく。
 彼女が越してからすぐに、彼女の友人だという若い女性が新しい隣人となったが、彼女もまた、「他人が残したものを片付けるほどお人好しじゃない。」という考えらしい。煉瓦は残され続けた。前の彼女が越してから2年近くになるが、まだ残っている。
          

  アパートの、1階のシングルマザーKさんが越してきた頃、理解しがたいことが海の向こうで起きて、「何てこった!」と私は嘆いた。2004年の11月のことである。
 どうにも不思議なことであった。何故、アメリカ国民はこの男を選ぶのか。はるか遠く離れた小さな島国に住む、風采の上がらないオジサンである私でも、この男は短絡的思考しか出来ないバカだ。この男に大船の舵取りをさせるのは危ない、と思っていた。過去4年間の、彼がやったこと、やらなかったことを見れば、それは全く明らかであろうと思っていた。なのに、再選された。その頃の日記には、その合点いかない思いを書いてある。また、その頃ちょうどこのHPを始めていて、沸酒という名前の商品も考えている。
 →博士の発明(沸酒)

 前大統領は自国だけで無く、世界のあちらこちらで跡を濁していった。しかも、そのことで歴史に名が残るくらい酷く濁していった。それほど濁ったものをきれいにするのは大変な作業だと思う。不屈の努力と忍耐が必要だと思う。他国のことながら、新しい大統領に期待したい。彼は頭良さそうで、誠実そうで、根性がありそうだ。
 日本丸の船長も、期待の持てそうな人に早く代わってもらいたい。
          

 記:2008.1.23 島乃ガジ丸

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