ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

マツバウンラン

2017年08月13日 | 沖縄の草木:草本

 朝の情報番組、フジテレビの『めざましテレビ』でやっている星占いを、私はたいてい見ている。私はてんびん座なので、てんびん座が上位にあると嬉しい。ではあるが、星占いを信じているわけでは無い。その通り、てんびん座が1位の時に良いことがあったり、最下位の時に悪いことがあったりなんてことはほとんど無い。星占いに限らず、占い全般を私は信用していない。それでも、妄想癖のあるオジサンは、そんな不思議な事があったらいいな、というくらいには思っている。

 植物図鑑でウンランという言葉を見た時に、私の頭に浮かんだ最初の漢字は「雲乱」であった。積乱雲を逆にした時の初めの2文字となる。天変地異の予兆となりそうな「風荒雲乱」なんていう四字熟語がありそうで、調べてみたが、無かった。
 で、次に思いついた漢字が「運乱」、運気が乱れるという意味になる。占い同様、定められた運命なんてのも信じていない私だが、人はそれぞれの運気を持つとは思っている。運気は生活環境や対人関係などで変化し、その良し悪しはその人の感情、理性、体の健康状態によって左右される。よって、刻一刻変化している。それは、通常は緩やかな変化だが、時に、何かの拍子で乱れることがある。運気が乱れたときにはヘマを犯す可能性が高くなる。何となく調子悪いと思った日は、「運乱」の日なので、気をつける。
 などと、ウンラン、いろいろ考えたのであったが、マツバウンランのウンランは雲が乱れるでも、運が乱れるでも無く、海の蘭であった。きれいな名前であった。
 
 マツバウンラン(松葉海蘭):花壇
 ゴマノハグサ科の一・二年草 北アメリカ原産 方言名:なし
 ウンランに花が似ていて、細い葉が松の葉のようなのでマツバウンランという名前。ウンラン(海蘭)は同科同属(ウンラン属)の海岸の砂地に生える多年草。
 高さは20~50センチほど。細い小さな葉は、全体にまばらでチョボチョボとついている感じ。50センチほどに伸びた花茎の先に、穂状にいくつもついている淡青色な花が可愛らしくて目立つ。開花期は5月から6月。
 私はまだ出会っていないが、沖縄にもあることはあるらしい。帰化植物で、沖縄県に入ってきたのは1975年頃とある。河原など日当たりのよい乾燥した場所に野生化したものが見られるとのこと。写真は松山城のもの。
 
 花

 ついでに、沖縄には無いらしいウンラン。
 ウンラン(海蘭)
 ゴマノハグサ科の多年草 北海道、本州、四国北部に分布
 浜辺に自生し、花が蘭に似ているところから海の蘭でウンランという名前。草丈は20センチ内外と小さい。花は黄白色で、開花期は夏から秋。
 学名はウンランがLinaria japonicaで、
 マツバウンランはLinaria canadensis (L.) Dum

 記:島乃ガジ丸 2006.8.12 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行

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