ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

あきらめの夏

2011年06月10日 | ガジ丸通信-社会・生活

 暦的には6月から夏なので「今は夏」といっていい。二十四節気で言うと立夏は5月5日だったので「今は既に夏」といっていい。私の感覚では、沖縄の夏は梅雨明けから始まる。梅雨が明けると太陽はガンガン照りつけ、日増しに暑くなっていく。そして昨日、沖縄気象台が梅雨明け宣言した。ということで、沖縄はもうどこからみても夏。
 夏とは言っても、まだ真夏では無い。今頃の季節を沖縄では若夏と言う。若夏は旧暦4月、5月頃のこと。今年は6月2日が旧暦の5月1日であった。その頃は梅雨時であり、ジメジメした嫌な季節でもあるが、晴れた日は過ごしやすい。日差しは強いが、真夏のそれに比べればまだ耐えられる。風は爽やかに吹く。夜も寝苦しさは無い。
  そんな過ごしやすい日々を、ここ2週間ばかり私は楽しくない気分で過ごしている。去年の同じ時期、ひと騒動となったシロアリが、今年もまた発生したからだ。

 流し台の下の棚にシロアリが発生しているのに気付いたのは5月8日。これが流し台の下の棚だけならいいのに、床下にシロアリの巣が無ければいいのにと願っていた。
 そんな願いも空しく、5月25日、外に置いてあった木材から台所の床下に繋がる蟻道を発見。即、殺処分したが、嫌な予感が残る。久々の本格派台風がやってくる前日の5月27日、台所の床の一部がボコボコしているのに気付く。床板の内部がシロアリに食われて空洞化し、ボコボコになるのは去年経験済み。シロアリ殺虫剤を床板に注入する。
  そして5月30日、「台所の床だけで済みますように」と祈りながら思い切って居間の畳を上げる。するとそこに、奴らはいた。去年ほどの数では無く、床板にさほどの被害も無く、畳もごく一部だけが齧られた状態であったが、奴らはうじゃうじゃといた。その日の内にシロアリ殺虫剤を買い、取りあえず居間にいたシロアリを殺処分する。
 去年、居間よりも寝室の方が遥かに被害が大きかった。奴らの本体が寝室の床下にあったからに違いなかった。で、「今度もそうかも」とほぼ確信を持ち、火曜水曜の出勤日が明けた6月2日、先ずはシロアリ殺虫剤を新たに購入し、先ず、ベッドを退け、ベッドの下に敷いてあった竹製ラグを除く。ベッドの足があった個所の畳が縦30センチ、幅80センチほど黒ずんで、腐っていて、そこにシロアリがうじゃうじゃいた。
          
          

  ベッドの足があった個所は去年シロアリの大きな巣があった個所に近い。床板を剥いで床下を確認したわけでは無いが、被害状況から去年の巣がまだ残っていたのであろうと考えられる。そういえば、去年リフォーム工事をした人は大工で、シロアリ駆除の専門業者では無かった。シロアリの完全駆除は、素人には難しいのかもしれない。
 6月5日、寝室の、ベッドの下の2枚を除いて、他の2枚半の畳を上げた。殺虫剤(約900円のスプレーを2缶使った)が効いたかどうかの確認。シロアリはいた。さすがに数は2、30匹と少ない。でも、見えるところに2、30匹いれば、床下にはまだうじゃうじゃいるものと考えられる。しかも、巣は健在で、女王も健在ということだ。

 『あきらめの夏』、昔、研ナオコが恋を諦めた夏、今年、現総理が執着していたその地位を諦めるであろう夏、私は今のアパートに住み続けるのを諦めた。18年以上も住み続けた家だが、秋になったら引っ越すことに決めた。それまでシロアリと同居だが。
          

 記:2011.6.10 島乃ガジ丸

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