ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

5月のクーラー

2008年05月30日 | ガジ丸通信-環境・自然

 私の住まいは2階建て4世帯のアパートの2階にあり、階段を上がって奥側の部屋となっている。階段を上がりきると隣の部屋のトイレ兼シャワー室の窓がほぼ正面にある。隣室は20代前半の若い女性だが、その窓がいつも全開であった。瞬間湯沸かし器が外についているので、その音と、シャワーの水音で、今、シャワーを浴びているんだなということが判る。窓は目の高さのちょっと上にあり、普通に立つと見えないが、ちょいと背伸びをすれば覗くことができる。だが、もちろん、私はそういうことをしない。

 隣室の住人は1年ちょっと前に越してきているが、私はまだ彼女の名前を知らない。そして、彼女の顔も知らない。生活のサイクルが違うみたいで顔を合わすことが無いのだ。後姿を2、3度目撃して、若い女性であることを確認している。
 1年ちょっと前まで、その部屋には別の若い女性が住んでいた。彼女とは何度か声を交わし、名前も出身地も聞いていた。その彼女がまた、今の住人に輪をかけて大らかな人であった。シャワー室の窓はいつも半分開いていたし、台所の窓も、時には玄関のドアも全開にしていた。さらに、洗濯物を、階段を上がる私の目に入る位置に干していた。パンティーもブラジャーもである。私は、別に知りたいとは思っていなかったが、お陰で、彼女がどんなパンティーやブラジャーを身に着けているか知ることができた。盗ろうと思えば盗れる所に若い女性の下着がある。だが、もちろん、私はそういうことをしない。
 「よれよれのオジサンが私のようなピチピチギャルにちょっかいを出すはずが無い。隣のオジサンは安全パイだ。」と思われていたのなら、それは概ね正しい。今時の若い女性はこういった下着なんだと知れただけでも、オジサンは十分満足している。

 ともあれ、安全パイのオジサンという情報が今の住人にも伝わったのかどうか知らないが、隣人の妙齢は窓を全開にしたままシャワーを浴びている。シャワーを浴びている時だけで無く、その窓は台風や大雨などの時以外はほぼ常に全開であった。
 ところが、一ヶ月ほど前からその窓が閉められた。その窓の隣、寝室と思われる窓には今まで無かったカーテンが設置された。何故そうなったかについて確かなことは言えないが、じつは、一ヶ月ほど前から「安全パイのオジサン」が今までに無い行動をとるようになった。隣人の若い女性はそれに気付いたのかもしれない。
 階段を上りきって、首を右5度位に動かすと、シャワー室の全開の窓が正面になる。一ヶ月ほど前の数日間、「安全パイのオジサン」は階段を上るたんびに首を右5度に振っていた。しかも、手には電源をオンにしたカメラを持ち、写真を撮る体勢でいた。
  だが、もちろん、シャワーを浴びる若い女性の姿を撮ろうとしたのでは無い。じつはその頃、その窓の縁にネコの姿を見たのであった。前に、私のベランダに侵入して、追い出されたネコだ。隣人が飼い始めたようであった。その姿をカメラに収めようと思って、カメラを手にし、階段を上りきるたんびに首を右5度に振って、シャワー室の窓を見ていたのであった。カメラを構えるとネコは逃げたので、写真は撮れなかった。

 隣室のクーラーの室外機は私の部屋との境界近くにある。一週間前から室外機のブーンという音が聞こえた。隣人は窓を閉め切って、クーラーを使っている。窓を開ければ5月の爽やかな風が入ってきて十分涼しいのに、クーラーを使うなんて勿体無いと私は思う。5月のクーラーは無駄な電気消費である。地球環境に良くない。「貴方に興味があるのでは無い。猫の写真を撮ろうとしているだけだ。」と伝えた方が良いか、どうか?
          

 記:2008.5.30 島乃ガジ丸

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