ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ダイサギ

2011年04月09日 | 沖縄の動物:鳥

 貧乏人の泡盛

 祖父が死んだのは、私が小学校の高学年の頃だったと覚えているが、私は幼稚園まで父母と弟の4人、祖父母とは別居だったので、祖父と一緒に暮らしていた期間は数年しかなかったということになる。だから、祖父との思い出はそう多くは無い。
 畑の土を掘り起こしてミミズを捕まえ、ターイユ(鮒)釣に行ったこと。タウチー(闘鶏)に連れて行ってもらったこと。寝糞して怒鳴られたことなどを覚えている。また、ソーミナー(メジロ)を飼うのが好きだったこと。豚の脂身が好きだったこと、そして、酒が大好きだったことなどを覚えている。その血筋で私も酒好きとなっている。
  当時、年金というものがあったのかどうか知らないが、祖父はあまり金を持っていなかった。母の実家は商売をしていて金があったのだろう、その祖父母からはたびたび小遣いを貰ったが、祖父から小遣いを貰った覚えは無い。あまり金を持っていない酒好きの祖父が飲む酒は決まっていた。シラサギという名の泡盛。後から知ったが、シラサギは最も安い酒だったとのこと。1合瓶が10セントだったと記憶している。
 10セントを持たされて酒を買いに使わされたことが何度もある。だから、シラサギという名前は子供の頃に覚え、そのラベルから、それが鳥の名であることも知った。白い海鳥であることを知った。が、今回ダイサギを調べて分ったことだが、シラサギという鳥は存在しなかった。シラサギ(白鷺)とは「コウノトリ目サギ科の鳥のうち、全身純白色、背に蓑毛がある種類の総称」(広辞苑)とのこと。

 
 ダイサギ(大鷺) 
 コウノトリ目サギ科の冬鳥 世界の熱帯、温帯に広く分布 方言名:サージャー
  全長89センチもあり、シラサギ類では最大級の種であることからダイサギという名。文献によると、県内には2亜種の観測記録があるらしい。チュウダイサギとオオダイサギであるが、チュウダイサギが普通に見られるとのこと。面倒なことにチュウサギ、コサギという名の種もいる。チュウサギは全長69センチ、コサギは61センチとのこと。
 夏羽のくちばしは黒く、冬期には黄色味を帯びる。夏羽では背から蓑笠状飾り羽があるが、冬は消失するとあった。私が見たものは琉大のも今帰仁のも冬。
 琉大ではキャンパス内の池にいて、今帰仁では海岸にいた。水田、干潟、海岸などに生息するとのこと。世界の温帯・熱帯地域に広く分布する。
 鳴き声はアゴーと『沖縄の野鳥』にあった。私は聞いたことが無い。
 
 ダイサギ(池畔の)
 都会のダイサギは人を恐れないみたいだ。傍を通っても逃げなかった。

 記:ガジ丸 2006.3.20 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行

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