ガジ丸が想う沖縄

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急ぐ理由

2015年12月04日 | ガジ丸通信-政治・経済

 一昨日、国と沖縄県の裁判が始まったと畑から帰る車中、ラジオのニュースで聞いた。国と県の意見陳述があったようである。そのニュースを詳しく聞こうと道中を急いだ。家に着いて5時のニュース、6時のニュースを聞き、官房長官のコメントも聞いた。

 翁長知事の意見陳述はさておき、国は、ラジオから流れる言葉を老化した私の脳が記憶している限りのことなので、表現が正確ではないかもしれないが、国の言い分は、「移設が実現しなければ普天間の危険性が残る」、「計画変更は日米の信頼関係を損なう」ということであった。「だから辺野古新基地建設は中止できない」ようである。
 「辺野古では無く別の場所に移設しても普天間の危険性は除去できる」と私は思う。また、アメリカのアジア戦略で、沖縄に嘉手納という大きな基地があり、別の場所にもう一つ強力巨大な基地があれば、沖縄に集中するよりアメリカにとって得策であろうと思う。よって、計画変更してもアメリカは困らないし、日米の信頼関係も損なわない。
 国は「既に巨額の工事費を使っている。中止するとその金が無駄になる」といったようなことも言っていた。「さらなる無駄を出さないためにも今すぐ、いったん工事を止めたらいかが?」と私は思う。が、国は工事を中断する気は毛頭無いようだ。何故そんなに急ぐ?戦後70年も沖縄に基地を押し付けておいて、今更「少しでも早く」は無かろう。そんな国の強引さと「何故急ぐ」を考えて、その答えを私は妄想した。

 アメリカには情報公開法という法律がある。日本にも似たような法律があるが、日本のそれは、国の横暴を暴くにはほとんど役に立たない法律らしいことを聞いている。それに比べアメリカの情報公開法はなかなか役立っているらしい。時が経てば(いつになるやら不明だが)、その法律によって普天間基地返還交渉の経緯も公開されるだろう。
 「新基地建設場所について、アメリカは別に沖縄に拘ってはいない。日本国が建設費用を負担し、日本国内であれば概ねどこでも良い。」とアメリカが言う。
 「いや、本土はまずい、外国の強力強大な基地が本土に設置されることを嫌がる者が大勢いる。新基地建設場所は何が何でも沖縄にしよう。」と日本が応えた。なんてことがあり、それを公開されると国は困る。公開の時期が来る前に基地は完成させたい。よって、国は辺野古新基地建設を強引に推し進め、急いでいる。・・・と妄想した。
          

 官房長官の裁判に対するコメントがまたすっとぼけていた。「日本は法治国家である。いったん県知事が認可したのものを撤回することは遺憾」みたいなことを言っていた。日本は法治国家である、いったんある判断が成されても、それが間違っていると思えば、二審三審があり、さらに再審請求もできる。死刑囚が無罪になることもある。
 官房長官はさらに、「1ヶ月間の集中協議において、普天間の危険性除去について翁長知事から明快な回答はなかった」みたいなことも言っていた。普天間基地は危険である。早急に撤去してくれと沖縄は言っている。沖縄には既に多くの基地があるので、代わりの基地は沖縄には要らないと言っている。それが明快では無いと言うのだろうか?
 官房長官こそ、「普天間基地の代替施設が何故辺野古でなければならないか?沖縄以外の場所では何故ダメなのか?」について、未だに明快な回答を出していない。
          

 記:2015.12.4 島乃ガジ丸

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