ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

免疫力の老化

2009年12月25日 | ガジ丸通信-科学・空想

 ビール、泡盛、日本酒、ウィスキーなどを飲んでも起こらないことが、ワイン(酸化防止剤含む)を飲むとしばしば、私の肉体に現れる現象がある。耳の下が腫れる。
 耳の下はリンパ腺とばかり思っていたが、正確には扁桃(扁桃腺)のようである。広辞苑に「細菌の侵入に対する防御器官の一で、しばしば炎症をおこす」とある。私の現象はそこが腫れて肥大するので、扁桃肥大(扁桃腺肥大)ということになる。扁桃肥大は「扁桃の両側または片側が潮紅・肥大し、結合組織の増加により周囲と癒着する症状」(広辞苑)とのこと。体に細菌などが入った場合、そうなるらしい。
 私の扁桃肥大はワインを飲んだ時だけに限らない。臨床的確認はしていないが、何か傷んだものを口にした際にも起きるようだ。ワインの場合は、ワインに含まれる物質の何かに私の免疫細胞が反応していることによるものと素人判断している。
 扁桃肥大は数年前からのことで、ここ数年で十回以上は経験している。ワインなんて若い頃には今よりずっと多く飲んでいる。にもかかわらずその頃、扁桃肥大なんてことはほとんど無かった。つまり、私の免疫細胞たちが老化し、弱体化しているということなのであろう。扁桃が腫れるほど一所懸命戦わないと、毒に勝てなくなっているのだろう。

 私にはまた、口唇ヘルペスという現象もしばしば現れる。ヘルペスが初めて現われたのは40歳前後の頃のこと。それ以前は全く無かったのだが、それ以降は何度も経験している。初めてのヘルペスは風邪をひいて、それが治りかけた頃に出たが、以後、風邪をひくとほぼ決まってヘルペスが出るようになった。
 風邪以外にも出る場合がある。「臨床的確認はしていないが、何か傷んだものを口にした際にも起きる」のだが、これは扁桃肥大と同じ原因となる。つまり私の場合、痛んだものを食べた後、扁桃肥大になるかヘルペスになるかどっちかみたいである。
 ヘルペスの原因はもう一つ、疲れが溜まった後にも出るようだ。大東島の旅、その最終日は疲労困憊したが、翌日からヘルペスが出た。

 扁桃肥大はたいてい朝発症し、時間が経つにつれてしだいにしぼんでいき、夕方には治っている。扁桃肥大はまた、腫れるだけで、患部が痛いとか痒いとかも無い。で、あまり気にしないでいられる。薬を飲んだり、塗ったりなんてこともしない。
 しかし、ヘルペスはそうはいかない。ちょっと痒いし、違和感があって鬱陶しい。しかも長く続く、完治するまでに1週間くらいはかかる。患部を傷付けると痛むので、髭(ヘルペスは概ね鼻の下、上唇の上に出る)が剃れない。従姉によると、私の顔は1週間髭を剃らないと浮浪者に見えるらしい。なので、薬嫌いの私だが、これには薬を塗る。

  11月下旬に突然ヘルペスが出た。思い当たる節はあった。その少し前、冷蔵庫を整理していたら奥からピーナッツバターの瓶詰めが出てきた。まだ七割がた残っている。賞味期限が三年以上過ぎていたが、私は自分の味覚を信じているので、賞味期限が過ぎたものでも、見て、カビが生えていなければ、匂いを嗅いで、腐臭がしなければ、食べてみて、食えるか食えないかを判断している。で、ピーナッツバターは安全と判断し、食べた。しかし、安全ではなかったようだ。私の味覚も、どうやら老化しているみたいである。
          

 記:2009.12.25 島乃ガジ丸

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