ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ショウジョウボク

2017年07月16日 | 沖縄の草木:中木

 大学の頃、添乗員のバイトをやったことがある。老人会の温泉旅行で群馬へ行った。名前は忘れたが何とか渓谷をバスが通った時にバスガイドが「ここは紅葉の美しさで知られています」と紹介した。時期もちょうど紅葉の季節で、確かにその美しさは見事だった。
 沖縄にも紅葉する植物はいくつかあるが、真っ赤や真っ黄にはならず、樹木全体からみると変色した葉の量も少ないので、きれいな紅葉の景色というのはなかなか見られない。紅葉樹が集まって全体の景色を作っている場所もたぶん無い。少なくとも私は知らない。

 そこで考えた。沖縄のどこかの丘の斜面にショウジョウボクを植える。その斜面に生えているススキ、ギンネム、サシグサなどの雑木、雑草を取り除き、ショウジョウボクを1平方m当たり2~3本の密度で1000平方mばかりを埋める。11月頃からこの斜面は赤く色付き初め、クリスマスの頃には斜面が真っ赤になるであろう。葉の全てが色付く紅葉とは違って、苞葉と呼ばれる一部の葉のみが赤くなるだけだが、樹冠に近いところに苞葉が集まるので、遠くから見れば見事な赤になるに違いない。クリスマスの時期ともなれば、人々が集まる沖縄の名所となれるかもしれない。ショウジョウボク、またの名をポインセチア、クリスマスの花として有名。
 どこぞの町や村がこのアイデアを実行してくれないだろうか。もしかして、ショウジョウボクを植えると、何か不具合でもあるのだろうか。

 
 ショウジョウボク(猩々木):公園樹・庭木
 トウダイグサ科の常緑中木 原産地はメキシコ 方言名:ジョーカイコー
 テリハイカダカズラ(ブーゲンビリア)同様、これもまた、ショウジョウボクって何?かもしれない。別名のポインセチアといえば、クリスマスにかかせない鉢物として有名。一日の日射時間が短くなると開花する短日性植物。開花とともに苞葉が色付く。苞葉の色は赤の他にピンク、黄白色などがある。
 園芸品種にテマリショウジョウボクというのがある。テマリは手毬のこと。10から20枚の苞葉が互いに寄り添って丸くなって手毬のように見える。
 沖縄では露地植えも可能で緑化樹木としても利用されている。開花期は11~4月。
 
 花

 記:2004.12.10 島乃ガジ丸 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行

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