ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

テマリショウジョウボク

2017年07月16日 | 沖縄の草木:中木

 1月24日に、ここ数年恒例となっている高校一年のクラス会があった。今年は私が幹事で、男子へは概ね連絡したのだが、女子の幹事が忙しかったとのことで、ほとんど連絡しておらず、女子の参加者はたったの2人。男子は、例年とほぼ同じ10人。
 この12人の他、女子の十数人と男子の2、3人の名前と顔を私は覚えている。何故、女子は十数人で男子は2、3人なのかというと、私が女好きだったからというわけでは無い。クラス会に参加する人が、例年だと、男子より女子の方が断然多いからだ。30年も会っていないと顔と名前は一致しない。毎年会うから顔と名前を覚える。

 元々、モノとそのモノの名前を覚えることを私は苦手としている。学校の教科も、覚えることの多い英語、国語、社会は苦手であった。そういうことで、このHPでたくさんの植物を紹介しておきながら、じつは私は、その半分も記憶に残っていない。
 物覚えの悪い私は、見た目によほど特徴が無い限り、既に紹介済みの木でさえ、その木が何かを判断できない。逆に、物覚えの悪い私だが、見た目によほど特徴があれば、図鑑の写真を記憶していて、初めて実物に出会った時でも、その木が何かを判断できる。テマリショウジョウボクは、初めて出合ってそれが何かを判断できた木の一つ。

 
 テマリショウジョウボク(手毬猩々木):添景
 トウダイグサ科の常緑中木 園芸品種 方言名:不詳
 ショウジョウボクの園芸品種で、同じく苞葉が赤くなる。テマリは手毬のこと。10から20枚の苞葉が互いに寄り添って丸くなって手毬のように見える。
 ショウジョウは猩猩と書き、「中国で、想像上の怪獣。体は狗や猿の如く、声は小児の如く、毛は長く朱紅色で、面貌人に類し、よく人語を解し、酒を好む。」(広辞苑)のこと。赤毛をしているということから、赤いものを指すこともあり、本種の場合は、苞葉が赤くなることからショジョウとついた。それは基本種のショウジョウボクも同じ。
 陽光を好むか、乾燥に強いか、成長は早いか、などの性質はショウジョウボクとほとんど一緒で、『緑化樹木のしおり』によると、耐潮風性が、ショウジョウボクが「中」なのに対し、本種は「弱」となっているところだけが違っている。その他、開花期、繁殖期、剪定期などもショウジョウボクと同じ。高さ3mも同じ。
 よく陽が当たり、排水良好で、肥沃地を好む。
 花は黄色で小さく目立たない。赤い苞葉が鮮やか。開花期は11月から3月。
 学名は、ショウジョウボクEuphorbia pulcherrima Willd.
 テマリショウジョウボクEuphorbia pulcherrima Willd. cv.Ecke's Flaming Sphere

 記:島乃ガジ丸 2009.2.1 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行

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