ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

紳士的でも虎は虎

2006年01月06日 | ガジ丸通信-沖縄関連

 去年12月は記録的な寒さであったが、その12月の下旬、クリスマス前から平年並みの暖かさとなり、明けた正月もまた例年通りの、暖かい沖縄の正月となった。温風ヒーターのコンセントは抜かれたままとなり、出してあった毛布も押入れに片付けられた。寝る時は薄手の羽毛布団1枚でいるのだが、それでも寝汗をたっぷりかくほど暖かかった。その暖かさは今朝まで続いた。お陰さまで私はぐっすり寝られ、体調はすこぶる良い。酒は旨いし、雲子には何の不安も無い。快眠、快食、快便ということ。、
 今日はしかし、ぐんと冷えた。朝方はそうでもなかったが、今(6日の夕方5時)はずいぶんと寒くなっている。とはいえ、暖房器具の無い部屋で、こうやって何時間もパソコン作業ができるくらいである。倭国からみれば、たいしたことの無い寒さなのであろう。、
 さて、近所には何匹かの飼い犬がいる。隣に1匹、斜め向かいに1匹、その隣に1匹いる。隣の犬は屋内に飼われているようなので、めったに顔を見せないが、向かいの2匹は番犬として、道路に面した庭先にいつもいる。この2匹、なかなか賢くて、知らない人間が通るとよく吼えるが、近所の人間に対してはほとんど吼えない。・・・などと、戌年ということで、新年最初の記事を犬の話にしようと思ったのだが、犬好きで無い私は、犬について語ることは他に思いつかない。その代わりに、初夢に出てきた別の動物の話。、
 犬は、十二支の動物の中ではもっとも身近にいる。その次には馬、牛、鼠、鳥が近いであろうか。逆に、もっとも遠くにあるのは何といっても竜。かねがね不思議に思っていたことなのだが、なぜ、他の十一は実在の動物であるのに、そこに想像上の動物である竜が入ってくるのか不思議。猫でいいんじゃないの?と思う。犬と並んで人間に身近である猫が、なぜ除け者になっているの?ということもまた、不思議に思うことである。
 「猫の替わりに虎がいるじゃないの」ということなのだろうか。確かに、猫は小さな虎といってもおかしくは無い。風貌は似ているし、爪は鋭いし、噛む力も強い。もしも、その辺の野良猫たちが虎のように大きかったら、こんな恐ろしいことは無い。畑に糞を垂れている猫を見つけても、蹴飛ばすなんてことはできない。糞を垂れながら大きな野良猫は私の方をジロっと睨みつけ、「なんだ、文句あるのか」といった顔をするに違いない。私の方は「いえいえ、文句なんて、どうぞごゆっくり」と頭を下げるに違いない。、
 米軍基地から漏れた放射能によって突然変異し、虎のように大きくなった猫が沖縄に何十匹と出現する。彼らは沖縄生まれなので概ね平和主義者であり、人間たちにも紳士的に接する。が、しかし、紳士的でも虎は虎である。トイレで排便などということは無い。しかも彼らの力は強い。人間たちは彼らと共存するが、畑に糞をされても文句を言えない状況となる。そんな恐ろしい夢が、戌年の今年の、私の初夢であった。、
 沖縄の米軍基地に勤務する兵隊たち、復帰前は傍若無人の振る舞いもたびたびあったようだが、復帰後、いくつかの腹立つ事件を経つつ、現在は概ね紳士的となっている。これまで、私も何人かと接触する機会があったが、彼らは概ね、少なくとも私よりはずっと紳士的な人たちであった。けれども、彼らが人を殺すことを職業としている限り、その手に銃を持っている限り、虎は虎である、という認識は捨てられないのである。、

 記:2006.1.6 ガジ丸

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