ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ナメクジ

2011年05月06日 | 沖縄の動物:魚貝類

 殻を脱いだカタツムリ

 私は、部屋の中にいる小さなアリは殺すが、大きなアリは殺ずに部屋の外へ追い出す。何故か?小さなアリはイエヒメアリ、彼らは私に危害を加えるからである。イエヒメアリは人の肌を噛む、噛まれると痒い、その被害に何度もあっているので殺処分。
 私は、畑に糞をする憎き野良猫も大目に見ており、ネズミを見つけても放っている。しかし、特に被害は受けていないが、気持ち悪いという理由だけで殺処分となる可哀そうな奴もいる。ゴキブリ、「悪いけど」とも全く思わず、見つけたら即殺。

  気持ち悪いけれど殺されない奴もいる。ナメクジ。ナメクジは殻を脱いだカタツムリのようなものだ。しかし、カタツムリは気持ち悪くないのに、手の平で遊ばせることもできるのに、ナメクジは気持ち悪い。気持ち悪いけれど殺さない。
 カタツムリ同様、ナメクジは動きがとても鈍い。しかも、殻を脱ぎ捨てて無防備だ。弱き者と思ってしまう。弱き者はなかなか殺せない。逃げることのできない無抵抗の者を殺すのは、いくら冷たい心のオジサンでもなかなかできるものでは無い。とは言っても、子供の頃、ナメクジに塩をかけたことは何度もある。・・・死んではないと思うが。
 ナメクジは、出会う回数は少ない。カタツムリに1000回会ったとしたら、ナメクジに1回会うかなといった頻度。でも、探せばきっとそこらにいる。身近な動物。

 
 ナメクジ(蛞蝓)
 ナメクジ科の巻貝 日本、アジアに分布 方言名:ナンドゥルームン、ユダヤームン
 名前の由来は資料が無く不明。蛞蝓は広辞苑にあったが、おそらくナメクジのために作られた漢字だと思われる。ナメはしかし、滑「ぬるぬるしているもの」(広辞苑)の意味であろう。方言名のナンドゥルームンもまた「ぬるぬるしているもの」という意、もう一つのユダヤームンは「よだれを垂らすもの」という意味。「這った跡に粘液の筋を残す」(広辞苑)のでユダヤームン。方言名はどちらも解りやすい。
 貝殻は退化しまったく無い、が陸生の巻貝の一種。陸生の巻貝というとカタツムリがあるが、ナメクジもカタツムリもマイマイ目の陸生有肺類巻貝に含まれる。
 体長は6センチ内外、体を伸縮させて移動する。移動した跡に粘液の筋が残り、光って見える。頭部に2対の触角があり、これもカタツムリに似る。
 暗く湿った所を住処とし、カタツムリ同様、野菜の害虫となっている。塩をかけると水分が出て体が縮むが、子供の頃、私もやった経験があり、確認している。
 『沖縄大百科事典』によると、沖縄島北部の山地には体長15センチ、幅2センチを超すヤマナメクジが生息するとのこと。
 
 ナメクジ大きさ

 記:ガジ丸 2010.11.20 →沖縄の動物目次
 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄身近な生き物たち』知念盛俊著、沖縄時事出版発行

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