ガジ丸が想う沖縄

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家族のあり方(モラルハラスメント)

2008年06月06日 | ガジ丸通信-社会・生活

 女房と別居することになりました、と先日、友人のRから不幸な内容のお知らせメールがあった。慰めになるのかどうかよく分らない私らしいテキトーな文章を書いて返信すると、それに対し、「別居することになったのを誰から聞いたの?」という頓珍漢な返信があった。おそらく彼は、独りぼっちになった不安から酒を呷っていたのであろう。泥酔した状態で私にメールを送り、それを全く覚えていなかったのであろう。
 不安酒は、私も若い頃に経験がある。とても貧乏だった頃には「生きていけるか?」という不安もあったが、その時は酒をたらふく飲む金も無かったので、貧乏が原因で不安酒を飲むことは無かった。私の不安酒は恋に落ちた(あー、何て甘く懐かしい言葉であることか!)時である。私の恋はいつも片思いであった。いつも当たって砕け散っていた。粉々になった心を拾い集めながら、「俺は一生、相思相愛の恋ができないのか?」と、不安酒を浴びたことは数回ある。結果として、その不安は現実のものとなっている。

 私の話はさておき、Rの「女房と別居することになりました」の原因は、モラルハラスメントとのこと。パワーハラスメントもセクハラもテレビからの情報で、私は知っているが、モラルハラスメントという言葉は初めて聞いた。深く反省しているらしいRが、参考にと紹介してくれたサイトで、それがどういうものかをだいたい知る。

 私の父は、人(他人では無く家族)に頼るのが好きである。自分でできることでも、誰かに頼む。誰かに何かをしてもらうことが好きみたいである。私も若い頃はずいぶん金銭的に親に甘えていたので、偉そうなことを言えた立場では無いが、父の頼り癖は家族に対する甘えだと私は思う。「頼むよ」と口では言うが、それは概ね命令に近いのだ。
  私が14年前に家を出てからは、父の甘えは全て母に覆いかぶさった。母と父は、多くの夫婦同様、たまに喧嘩をしていたが、私が出て行ってからは、その頻度が増えたようであった。私は逃げたが、母はそうできなかったのだ。「あーしろこーしろ」と頼まれ、母は鬱陶しかったと思う。母が亡くなってから、父の姉である伯母から聞いたことだが、離婚の危機もあったらしい。伯母が弟を想って、思い留めてもらったとのことだ。
 父と母のことを考えると、「そうか、あれがモラルハラスメントか。」と思う。父は基本的には善良な人間である。真面目に働いて、子供を育て上げた。ギャンブルも女遊びもせず、他人には優しい。なので、近所の評判はとても良いみたいである。ただ、父は寂しがり屋で、甘えん坊で、家族の中では自己中心的なだけである。

 友人のRがどんなタイプのモラルハラスメントであったか、詳しいことは知らないが、女房に対する甘えがたぶんあったのだろう。「女房なら当然やるべきこと」と自分の感性を押し付け、女房の感性を無視したのかもしれない。他人ならば、遠慮してなかなかできないことだが、家族だ、という甘えからそういうことをしてしまうのかもしれない。
 感性を押し付けられることが、私は嫌いである。互いに甘え合えるのが家族、なのかもしれないが、互いの感性は尊重するということも大事だと思う。「禁煙しろ」とか、「小便は座ってしろ」とか命令されるのも嫌である。だから私は、モテナイということもあるが、結婚したいと思わないのである。・・・ということにしておこう。
          

 記:2008.6.6 島乃ガジ丸

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