ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

頭を垂れない稲穂

2006年03月17日 | ガジ丸通信-その他・雑感

 今年、沖縄は暖冬であった。去年12月の23日までは記録的な寒さであったが、それ以降はまた、記録的な暖かさとなり、概ね暖かいまま春となってしまっている。
 暖冬とはいっても、この3ヶ月で10日くらいは寒い日があった。私はずっと羽毛布団1枚であったのだが、そんな寒い日に限ってびっしょり寝汗をかいた。・・・何故?
 たまにやっている気功のお陰で、私の体の細胞は、その隅々まで元気に働くようになっている。布団1枚では寒い、という日になると、細胞が勝手に動いて体を熱くしてくれている、のであろうと想像される。汗が滲む程度の、ちょうど良い加減で体を熱くしてくれるといいのだが、私の細胞はどうも、お調子者のようで、暴走するみたいである。
 月曜日、気温が急に下がって、非常に寒い朝であった。お調子者の細胞が暴走した。寝具は羽毛布団のみであったが、その布団が重く感じるほど汗で濡れていた。その布団を除けると、着ていたトレーナーもトレパンも、中のパンツもTシャツも汗でびっしょりだった。気化熱の法則(って、いうんだっけ)によって、体がヒジョーに冷たくなった。後で知ったことだが、その日は、気温が前日より7度も下がったのだそうだ。
 私は風邪をひいていた。その症状からして、本格的な風邪の予感がした。仕事には出るが、残業せずに帰って、暖かいものを食って、早めに寝る。予感はあっていて、症状はしだいに重くなっていった。とにかく、体を休める。ところがである、ただ寝ていただけなのに、翌朝、症状は軽くなり、仕事から帰って暖かいスープを一杯飲んでしばらくすると、症状は消えた。本格的な風邪ならば、治るには3、4日要すると思っていたのに。
 人間の自然治癒力というものは、元々は、「風邪や食中毒を治すのは朝飯前だぜ」というほどの力を持っていたのだと思う。それが、外からの助け(薬や注射)を借りるようになって、まるで、補助輪が無いと自転車に乗れない人のようになってしまったのではないか。自然治癒力が持つ本来の力が弱くなってしまったのではないかと思う。
 もう十年以上もの間、病気しても医者にかからない、薬を飲まない、を続け、自らの自然治癒力を鍛えている私は、本格的な風邪も、その症状が1割も出ないうちに、たった1日で治してしまうほどになったのである。「俺は偉い」と自画自賛するのである。そこで、じつは、「こんな丈夫な体に産んで育ててくれた母上、父上ありがとう」などと感謝しなければならなかったのだが、謙虚になるべきなのだが、しかし、私は頭を垂れない稲穂であった。「どうだまいったか、風邪菌め、俺の自然治癒力の力を思い知ったか。」などと思うのであった。その日、養生をしなかった私は、翌日の朝、風邪がぶり返した。

 ある公共工事の現場代理人(工事を施工する業者の現場監督のようなもの。代理とは、社長の代理という意味)をやっている同僚のTに、「役所の人に竣工(工事が終わったということ)書類の確認をしてもらうので、一緒にきてください」と頼まれた。面倒な工事だったので、書類も面倒なので、一人では難しいのだろうと思い、ついていく。
 民間の大手の土建屋に、下請け業者の人間に対し威張り散らすお偉いさんがたまにいるが、役所の人でそういうような人を、私は久しぶりに見た。施工業者に対し、役所の担当者は絶大な権力を持っている。それだけの重い力であれば、それは頭を垂れるのに十分であろう。それが、まあ何とも居丈高、いるんだな、まだ、こんな人が。

 記:2006.3.17 ガジ丸

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« マチゲー見ーシガ | トップ | 慌てる乞食は難儀する »

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。