ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

サムライ魂

2009年03月27日 | ガジ丸通信-その他・雑感

 選抜高校野球が開催中のようだが、スポーツ全般にあまり関心のない私は、沖縄の高校が勝ち進んでいるのかどうか不明。そもそも沖縄代表がどこの高校なのかも不明。
 そんな非県民(友人Hにそう呼ばれる)の私はさておいて、一般に肉体労働者たちはスポーツ観戦が好きである。辛い仕事を終えて、家に帰り、風呂に入って、テレビの、年配なら野球や大相撲、若い人はサッカーやK1などをビールを飲みながら観戦するのが好きである。地元の高校が甲子園で決勝戦なんていったら、仕事も休みになりかねない。休まなくても、労働者たちは現場で仕事をしながらラジオに耳を傾ける。
 ところが、私の勤める会社は、たとえ地元高校の甲子園決勝だとしても仕事の手を休めさせない。どころか、仕事中のラジオも禁止となっている。そんなことが長年続いているので、同僚たちも慣れてしまって、特に騒ぐこともない。

 そんな同僚たちだが、今週火曜日の夕方、現場から帰ってきて、事務所の中に入って、私と顔を合わせたとたん、「日本、勝ちましたかね?」と先ず、若いMが訊く。私は、昼休み家に帰って飯を食っている最中もフジテレビの『笑っていいとも』を観ていたので、詳しい経緯は知らないが、パソコン作業中にインターネットのニュースで日本が勝利したということは知っていた。その旨告げると、「そうか、勝ったか。」と年配のKさんが笑顔を見せ、「すごいなぁ。」とか何とか、しばしその話題となった。
 一日の労働を終えて、たっぷり汗をかいて、たっぷり疲れて帰ってきた肉体労働者を笑顔にさせてくれる、そんな力がサムライジャパンにはあった。労働者だけじゃなく、日本国民の多くに喜びを与えてくれた。偉い人たちだと思う。尊敬する。

  スポーツ全般にあまり関心のない私は、サムライジャパンを尊敬はするけれども、WBCの試合をニュース以外ではちっとも観ていない。私は日々、淡々と暮らし、たぶん試合のあったであろう週末も、せっせと畑の草を抜いていた。
 とは言え、優勝祝賀会でのイチロー選手のはしゃぎぶりを見ると、心から祝福したくなる。いつもクールな人があれほどはしゃぐのは、よほどの重圧だったに違いない。韓国のメディアには「イチロー選手は不遜」などと批判するものもあるようだが、それは全くお門違いなのだ。よほどの重圧を跳ね除けて勝ち取った優勝、戦った相手を侮辱する行為で無い限り、どんなにはしゃいでも許されることであろう。
  むしろ、準々決勝だったか、前の日本対韓国戦で、韓国がマウンドに国旗を立てた行為こそが、その時戦った相手を侮辱する行為だと私は思う。それが決勝戦の勝利であれば、世界の頂上に立ったという印の旗になるが、そうでない試合では「俺たちはお前たちを打ち負かしたぞ、どうだ、参ったか。」と言っているみたいで、気分が悪い。

 日本の選手たちも、勝利の後、相手に感謝する態度が見えていたならもっとサムライらしかったであろうと思う。が、重圧の中戦った者たちにそれは求め過ぎだろう。私としては、WBC関連に長い時間を割いたマスコミに期待したのだが、私が観た限りでは、どの番組も『戦った相手を称えるサムライ魂』が欠けているように感じた。
          
          

 記:2009.3.27 島乃ガジ丸

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