ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

学力

2012年08月31日 | 沖縄02歴史文化・戦跡

 「強さも大きさも過去最大級の台風、最大瞬間風速は70m。」と予報された台風15号は、今週日曜日の昼前から翌月曜日の昼前まで沖縄島を暴風圏に巻き込んだ。予報された最大瞬間風速70mに畑も大きな被害を受けるだろうと覚悟していたが、最大瞬間風速は40m程度に控えてくれ、オクラが傾き、キクイモが倒れただけで済んだ。
  沖縄気象台のデータを確認していないが、今年(2012年)は沖縄に影響を与える台風が例年より多いと思う。「台風の当たり年」となっているみたいだ。15号が沖縄島周辺を襲った直前には台風14号が八重山周辺を、15号が沖縄島を過ぎた後にも14号はUターンして八重山を襲った。この8月は、台風11号も沖縄島に来た。
 台風11号は15号ほどの勢力は無く、私の畑の被害も、キャッサバが1本倒れたが、その他はオクラやキクイモが少し傾いただけだった。傾いてもキクイモは根を食すので収穫には無関係、オクラはその後も毎日数本ずつ収穫できている。

 さて本題に入る。台風11号が過ぎた8月8日、いつものように4時半に起きて、6時にはなっぴばるに着き、いつものように草刈りをする。「これ以上やると倒れるぜ」と体が悲鳴をあげた頃、太陽がガンガン照りつける午後2時頃まで頑張った。
 家に帰って、洗濯して、掃除して、撮り溜めた写真の整理やらガジ丸記事書きなどやっていると、夕方、ラジオから気になるニュースが流れた。
 「全国学力テストで沖縄県は全ての教科で最下位」とのこと。「最下位」が気になったのでは無い。私もそうだったが、沖縄の子供達は概ね勉強が嫌いである。嫌いなものはなるべくやりたくない。よって、学力は上がらない。最下位は当然のこと。
 「これではいけないので、何とか対策を」という教育関係者たちのコメントが気になった。「学力向上がそれほど大事なことか?」という疑問である。

 沖縄の古い諺・・・では無く、まったく私の創作であるが、こんなの考えた。
 サンミンやならんてぃんチムやウフッチュ

 サンミンとは計算のこと、ならんてぃんは「できなくても」、チムは心、ウフッチュは大人のこと。「計算はできなくても心は大人の力がある」という意になる。大人とは「考え方・態度が老成しているさま。分別のあるさま」(広辞苑)のこと。

  大人になるための勉強は、学校で習う国語算数理科社会ばかりでは無い。大人になるためには「生きて行く力を着ける」ことが必要で、そのための勉強は他にいくらもある。生きて行く力の基本にはもちろん、読み書き算盤(そろばん)もある。言葉を知ることは、生きて行くために必要な知識を得ることができる。算盤も因数分解や微分積分などは要らないが、加減乗除はできた方が良い。買い物ができる、生きるにはそれで十分。
 万有引力や相対性理論など知らなくても、いつ種蒔き、いつ収穫し、どう料理するかなど知っていれば生きて行ける。もう少し勉強して、台風対策、病害虫対策などもできればなお良い。炎天下で働き続けたら熱中症になる場合がある、風邪を引いたらこの草を煎じて飲めば良い、なんてことも勉強すれば、さらに良いウフッチュとなるはず。
     
     

 記:2012.8.27 ガジ丸 →沖縄の生活目次

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