ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

恋の季節

2010年12月18日 | 沖縄01自然風景季節

 先週土曜日(12日)は休日出勤(しかも、1時間のサービス残業付き)となった。全国的にも寒かったようだが、沖縄も、とても沖縄の3月とは思えない寒さとなり、その上、小雨ではあったが終日冷たい雨が降った。そんな中、仕事は現場作業。穴掘ったり、重いもの担いだりの力仕事。体は大いに疲れ、大いに冷えてもしまった。
 その日の夜は模合(モアイと読む。頼母子講のようなものだが、実質的にはただの飲み会)があって、疲れて、冷えた体を癒すために、泡盛のお湯割をたらふく飲む。疲れた体にたらふくの泡盛は効いたらしく、翌日は二日酔い。頭痛いし、体だるいし、寒くもあったので、トイレ行ったりお茶沸かしたり以外は布団の中。午前中は動けなかった。
  月曜日も現場、天気は一転晴れ。風は涼しいが、日向は暑い。力仕事で汗をかく。休肝日を返上して、その日はビール1缶と泡盛の水割りを数杯飲む。
 以後、気温は日増しに上昇し、沖縄も春本番となった。朝、家の周りの鳥たちがうるさく鳴く。シロガシラもヒヨドリもウグイスもキジバトもみな恋の季節となり、しきりにさえずる。ここは世界の中心では無いだろうが、彼らはみな大声で愛を叫んでいる。
 木曜日も現場となった。力という意味では月曜日よりは楽な仕事だったが、月曜日よりずっと気温は高く(最高気温25度を超えた)、一日快晴で、陽射しも強かった。汗は月曜日の倍以上かいた。家に帰って、ビール2缶とワイン1本を飲む。
     

 恋からはとんと遠ざかっているオジサン、鳥たちにとっては恋にどっぷり浸かれるこの暖かい季節は、建設関連会社に勤めるオジサンにとっては毎年、現場作業に数日は駆り出される季節である。年毎に現場作業が辛く感じるようになり、2日現場が続くと、体のあちこちが筋肉痛になる。特に腰に重みとだるさを感じるようになる。「歳だなあ。」と思う。鳥たちにとっての恋の季節は、オジサンにとっては老いの季節となっている。
 オジサンの老いの季節は、老いを忘れるために、酒に浸る季節ともなっている。この時期、畑からキャベツ、セロリ、シマラッキョウ、枝豆と、この先6月まで野菜が楽しめ、これから海のものも食卓に上るようになる。海藻類、貝類の季節が始まる。
 沖縄では旧暦3月3日は女の行事、ハマウリ(浜下り)である。ハマウリは女たち(今は男女関係なく)が海に入って、近場で取れる海藻類、貝類を収穫する行事。今年のハマウリは4月11日に当たる。ハマウリについては、その日が近くなって、あるいは、ハマウリに私が参加する機会があれば、その後に詳しく紹介しましょう。

 記:ガジ丸 2005.3.18 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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