ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

見えないものからの待った

2006年02月24日 | ガジ丸通信-その他・雑感

 Mさんの告別式があった先週土曜日に、Mさんをモデルにした絵本の文章を仕上げ、翌日曜日には絵の線描が概ねできた。月、火、木(水曜日は初七日)の3日間でその絵に彩色して完成となる、はずであった。今日金曜日には、全体の体裁を整え、パソコンで使えるデータにして、ガジ丸HPにその絵本を掲載できる、はずであった。
 月曜日、知人のGさんから電話があって、「パソコンのスキャナー読み取りソフトの具合が悪い、見てくれないか。」と言う。絵本の完成を急いでいた私は、「自分で買って使っているソフトだろう、説明書を読んで、自分で直せよ。」と内心、少しは思いつつも、毎日頑張っているGさんだ。60歳過ぎて、細かい字の説明書を読むのも大変なんだろう。と思い直し、仕事が終わって、Gさんの事務所へ出かける。ソフトの不具合そのものは30分ほどで直し、さほどの時間のロスでは無かった。ところが、その後である。
 その日、家には十分の食い物があった。だから、Gさんのところから真っ直ぐ帰れば良かったのだが、ちょっと寄り道してスーパーへ行き、惣菜を買った。その惣菜、翌日の朝食でも良かったのだが、美味そうだったので、半分を晩飯にした。
 晩飯を食って30分後、久々に下痢をする。過去、高校生の頃にウナギ、大学生の頃に生ガキに中って、ひどい腹痛、下痢、嘔吐、発熱、寒気に陥ったことがあるが、それ以来の激しい食中毒。ゴルゴ13だったか、カムイ外伝だったかで読んだことがあるが、傷ついた野生の動物は、飲まず食わずで、じっと体を休めて回復するのを待つそうである。私もそれにならって、水分は僅かに取ったが、食い物はまったく取らず、ただ、ひたすら寝た。便意でしょっちゅう目は覚めたが、吐き気を我慢しつつ、ひたすら寝た。
 火曜日は仕事を休み、また、ひたすら寝る。飲まず食わずなので体に力が入らない、脳に気力が湧かない。お絵描きなんてとてもできない。絵本作りは諦める。
 私の食中毒は、ひょっとしたら「見えないものからの待った」なのかもしれない。
 「ちょっと待て、君はまだ少し考えが足りない。その絵本を出す前に、何が足りないかをもう少し考えてみてくれないか。」とのお告げなのかもしれない、と思った。で、寝ながら考えた。朝、目が覚めてからも考えた。その結論としては、「私は別に、死んだ人をネタにして面白がっているわけじゃない。Mさんに対する自分のイメージを形として残しておきたいという気持ちだ。考えが足りないなんて思わない。」であった。
 今週のガジ丸HPは絵本だけでもいいと思っていたので、それを諦めると、今週アップする記事が一つも無いということになる。で、体調が大方回復した水曜日の夜、沖縄の草木「カエンカズラ」を書く。だが、病み上がりの脳味噌は元気が無くて、それ以上書けない。その後はまた、ボーっと物思いに耽る。「考えは足りている」のか。
 水分を取ると便意を催し、食べ物の匂いで吐き気を催し、トイレは行くたびに辛いし、仰向けに寝れば背中が痛いし、横になるとお腹がグルグルするし、まったく快食、快眠、快便とはほど遠い1日半だったなと思い返す。こんなのがずっと続くと生きているのが嫌になるだろうな、などと思う。そして、ふと、気付いた。自分の考えの足りなさに。
 なお、食中毒の原因がスーパーの惣菜にあったのかどうかは確証が無い。その日の昼間食った、賞味期限を40日過ぎたフルーツゼリーが原因なのかもしれない。ただ、フルーツゼリーを食った時は何も感じなかったが、惣菜の時は、少々違和感があった。

 -足りない考えの話は、この後数時間後に続く- 記:2006.2.23 ガジ丸

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