ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ウコンラッパバナ

2017年06月20日 | 沖縄の草木:蔓蔦

 年末からずっと仕事が忙しい。雑用がいっぱいあって週末もずっと忙しい。忙しいにも関わらず先日、末吉公園を散歩した。末吉公園は広いので、景色を眺めながらだと、一通り周るのに3時間ばかりかかる。家からの往復を入れると4時間ほどとなる。
 忙しい時期に4時間も費やしての末吉公園散歩、目的はその通り散歩。毎年この時期、12月から3月までは忙しいので、敢えてやらなければできない散歩。やっておかなければ、この時期咲く花の写真が何年経っても撮れないことになる。
 この日、ショウベンノキの花の写真が撮れた。ショウベンノキの詳細は後日ということになるが、ショウベンは小便という意味。実物を見たことは無かったが、その名が面白いので文献にある写真とともに覚えていた。もう一つ、これもまた、実物を見たことは無いが、名前と写真を覚えている植物の写真も撮れた。ウコンラッパバナ。名前も覚えやすいが、その花の形と直径20センチもあるという大きさから興味を持って、覚えていた。
 忙しい時期に敢行した散歩は、散歩そのものが気持ちいいことであった上に、撮りたいと思っていた植物の写真が2種も撮れて、満足のいくものであった。
 
 ウコンラッパバナ(鬱金喇叭花):壁面・パーゴラ
 ナス科の常緑半蔓性植物 原産分布はメキシコ、熱帯アメリカ 方言名:なし
 ウコンと名がつくが、ウコンはショウガ科であり、姿も花も葉も、見た目だって全然似ていない。おそらく、花が黄色いからということなのだろう。鬱金色は「ウコンの根茎で染めた濃い鮮黄色」(広辞苑)であり、本種は、鮮黄色とは言い難いが、でもまあ、「概ねそうだ」ということ。ラッパは、形がラッパ状だから。これはその通り。
 花はとても大きい。直径が15~20センチもある。「ラッパ状(朝顔形)の花の中では最大といわれている」と『沖縄の都市緑化植物図鑑』にあった。花色は明るい黄色で、その大きさもあってよく目立つ。開花期は3月から5月。
 半蔓性なので、フェンスに這わせたりして壁面緑化に使える。公園などではパーゴラに這わせたりしているのを良く見る。陽光地を好み、そのような環境で花付きが良い。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2006.3.27 →沖縄の草木目次
 
 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行

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